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アウクスブルク宇佐美、逆襲の時か…シュースター監督「貴重な選択肢になった」

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フランクフルト戦の出場の可能性が報じられた宇佐美貴史

 アウクスブルクのディルク・シュースター監督はFW宇佐美貴史を「貴重な選択肢」として考え始めたようだ。

 アウクスブルクは4日、フランクフルトと対戦する。チームは最近3試合では失点を喫していないが、シュースター監督は前節ケルン戦で攻撃陣が見せたプレーを記者会見で称賛。途中出場した宇佐美のプレーについても「左サイドで出場した15分間、良いプレーを見せてくれた」とコメントしている。

 また、地元メディアの記者に「今までは他のプレーヤーが宇佐美に勝っていたと言われたが、彼に順番が回ったと言えるだろうか」と聞かれると、こう答えた。

「以前も話したが、彼はオフなしで我々に加わり、それから少しばかり調子を落としたんだ。そしてそれを乗り越えたところで負傷し、だから日本代表に呼ばれなかった。でもその期間中、フィジカルで不足していたものを加え、我々のプレースタイルにも馴染んできている。彼はこのポジション(左ウィング)における貴重な選択肢になった」

 一方で、これまで起用しなかった理由については次のようにも語っている。

「機能していたチームを変える理由はなかった。だが、彼は練習でアピールし、ケルンでの15分間でそのポジションで十分プレーできることを示している。今日の練習、明日の最終調整で様子を見て、決断を下すことになる。決断とは1人のプレーヤーに対するものではなく、チームのためのものだ」

 宇佐美はフランクフルト戦で大きなインパクトを残すことはできるのだろうか。注目の一戦は日本時間5日1時30分キックオフ予定だ。

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