beacon

A・サンドロが墜落事故に遭った郷土の仲間に捧げる今季初ゴール…ユベントス3発勝利

このエントリーをはてなブックマークに追加

[12.3 セリエA第15節 ユベントス3-1アタランタ]

 セリエAは3日、第15節を行った。首位のユベントスはホームでアタランタと対戦し、3-1で勝利した。前節、ジェノアに敗れて今季3敗目を喫していたユベントスだが、連敗はしなかった。

 無念の死を遂げた郷土の仲間のために、自らのゴールで哀悼の意を示した。前半15分、左サイドからドリブルで持ち込んだDFアレックス・サンドロは、そのままゴール前に入ると、左足を振りぬく。コントロールされたシュートはゴール左隅を射抜き、ユベントスの先制点になった。

 ゴールを決めたアンドロは、一直線にベンチに向かうと用意していたTシャツを広げる。シャツの胸部分には、墜落事故に遭った母国ブラジルのシャペコエンセを追悼するメッセージが書かれていた。サンドロのゴールは今年1月31日のキエーボ戦以来で、今季初ゴールだった。

 その後もユベントスは前半19分のCKからDFダニエレ・ルガーニが頭で決めて加点。後半19分にはFWマリオ・マンジュキッチの2試合ぶりとなる今季4点目で突き放すと、アタランタの反撃を同37分の1点にしのいだ。

●セリエA2016-17特集

TOP