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長谷部リベロのフランクフルトは4連勝ならず、宇佐美途中出場のアウクスブルクとドロー

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前半37分、MF長谷部誠がイエローカードを受ける

[12.4 ブンデスリーガ第13節 アウクスブルク1-1フランクフルト]

 ブンデスリーガは4日、第13節3日目を行い、MF長谷部誠の所属するフランクフルトは敵地でFW宇佐美貴史所属のアウクスブルクと対戦し、1-1で引き分けた。長谷部は2試合ぶりに3バックのリベロで先発し、6試合連続のフル出場。5試合連続ベンチスタートの宇佐美は後半29分からピッチに入り、2試合連続で途中出場した。

 前節・ドルトムント戦(2-1)は4試合ぶりに本職のボランチで先発した長谷部だが、この日は再び3バックの中央に入った。前半11分には最終ラインのビルドアップで長谷部の横パスからDFダビド・アブラムがロングフィード。FWアレクサンダー・マイヤーが頭で落としたボールをFWブラニミール・フルゴタがワントラップから左足を振り抜き、低い弾道のミドルシュートをゴール右隅に突き刺した。

 1点を追う展開となったアウクスブルクも前半34分、右CKのセカンドボールに反応したFWチ・ドンウォンが右足一閃。PA手前からゴール左隅に叩き込み、1-1の同点に追いついた。同点で折り返した後半も両チームにチャンスがあったが、後半4分、チ・ドンウォンの鮮やかなループシュートはその前にオフサイドの判定。フランクフルトも同22分にマイヤーが決定機を迎えるが、シュートはゴールライン上でDFコンスタンティノス・スタフィリディスにクリアされた。

 アウクスブルクは後半29分、最初の交代カードでMFフィリップ・マックスに代えて宇佐美を投入。宇佐美は2列目の左サイドに入り、攻撃の起点になろうとするが、局面を打開することはできない。結局、互いに最後まで決め手を欠き、1-1のままタイムアップを迎えた。フランクフルトは7試合負けなし(4勝3分)としたが、連勝は3で止まり、順位も一つ落として5位に後退。アウクスブルクは3試合連続ドローとなった。

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