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イブラヒモビッチ「ゴールできなくたっていい、試合に勝つ方を好む。それが俺の考え」

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直近4戦4発のイブラヒモビッチ、フォア・ザ・チームを説いた

[12.4 プレミアリーグ第14節 エバートン1-1マンチェスター・U]

 プレミアリーグの第14節が4日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドは敵地でエバートンと1-1で引き分けた。これにより、プレミアリーグ3戦連続ドローと勝ちきれない試合が続いている。

 前半42分、FWアントニー・マルシャルの浮き球パスに反応したFWズラタン・イブラヒモビッチが、飛び出してきた相手GKの頭上を抜くループシュートを決めて先制。しかし後半42分に献上したPKを決められ、引き分けた。

 試合後、イブラヒモビッチは「マルシャルから素晴らしいボールが来たから走った。相手のGKが向かってきたのが見えたから、良いタイミングでボールに触ろうとした。ポストに当たり、バーに当たって、最終的に決まってくれた」と得点シーンを振り返りつつも、勝てなかったことに悔しさを露にした。クラブ公式チャンネルが伝えている。

「点は取れたけれど、チームは勝ち点1のみ。ゴールできなくたっていい、試合に勝つ方を好む。それが俺の考え。必要な勝ち点3を獲るためにも、もっと戦わないといけない」

 2試合連続となるゴール。直近4試合で4得点を挙げているイブラヒモビッチだが、「チームの順位が今より上なら、もっと自信もつく。上位に上がるためにプレーしているわけだからね」とあくまでチームの勝利が最優先事項だと強調する。

「100%試合をコントロールできたわけではないけれど、大半、70%はコントロールできたと思う。それからは普段通りのプレーができなくなった。自信も失ってしまって、勝ち点2を落とした」

 勝ち点1を手にした結果を前向きにも受け止めつつ、悔しさを隠し切れないFWは「ポジティブなのは、負けなかったこと。それでも勝利が必要だ。来季のチャンピオンズリーグ出場権、リーグ優勝を果たすには勝ち点3を獲る必要がある」と繰り返した。


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