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CLで大健闘のレギア、試合後には大統領も祝福に訪れる

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最終節の勝利で3位に滑り込んだレギア・ワルシャワ

[12.7 欧州CLグループリーグ第6節 レギア・ワルシャワ 1-0 S・リスボン]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のグループリーグ第6節が7日に行われ、F組のレギア・ワルシャワ(ポーランド)はホームでスポルティング・リスボン(ポルトガル)に1-0で勝利。最下位から3位に滑り込み、ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメントからの出場権を獲得した。

 欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイトによると試合後、ポーランドのアンジェイ・ドゥダ大統領がレギアのドレッシングルームへ祝福に訪れていたようだ。

 MFギリェルミの決勝点をアシストしたFWアレクサンダル・プリヨビッチは「アンジェイ・ドゥダ大統領が試合後のドレッシングルームに来てくれたんだ」と明かし、「それだけ特別なことを僕らは成し遂げたということだよね」と喜びを噛み締めた。

 グループリーグ最終節を前に、すでに歴代最多タイの24失点を喫し、最下位に沈んでいたレギア。それでもS・リスボンに競り勝ったことで、そのポルトガル勢を抜いてELのラウンド32に進出できる3位に浮上した。

「ポーランドの大統領が祝福しに来てくれたということは、僕らが本当にすごいことをやってのけたことを意味する。大統領に会ったのは初めてだよ。ドレッシングルームの雰囲気は最高だった。大統領は僕らと一緒に歌も歌ってくれたんだ」

 プリヨビッチはドレッシングルームでの盛り上がりを振り返り、「レギアはグループリーグを最悪の形でスタートさせたから、この結果にはとても満足だし、誇りにも思っている」と3位でのEL参戦に胸を張った。

 レギアにとって波乱含みの大会となった21年ぶりの欧州CL。不名誉な記録も作ってしまったが、最後は大統領から直々に祝福を受けるというハッピーエンドで幕を閉じたようだ。


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