「優勝の余韻がまだあったのかな」同点アシストの永木は入りの悪さを反省
[12.8 クラブW杯1回戦 鹿島2-1オークランド・シティ 横浜]
虎視眈々と前に行くチャンスをうかがっていた。0-1で迎えた後半22分、鹿島アントラーズはMF永木亮太がMF遠藤康とワンツーの形でPA内右に進入。深い位置までえぐってDFを引き付けると、冷静にマイナスに戻し、FW赤崎秀平の同点ゴールをアシストした。
試合後、プレイヤー・オブ・ザ・マッチ(マン・オブ・ザ・マッチ)に選出されたボランチは「後半始まってすぐにセットプレーで1点取られたので、点を取りに行くしかなかった」と振り返り、より攻撃の意識を強めたという。
「前半もボールは回せていたけど、決定的なチャンスはつくれていなかった。深い位置にボールが入ったら攻撃参加しようと思っていた。試合前から思っていたけど、それをより強くした結果、同点ゴールにつながって良かった」
石井正忠監督も「全体的に体が重たそうに見えた」と指摘した前半はなかなか試合のリズムが上がらず、チャンスらしいチャンスをつくれずに45分間を終えた。さらに後半5分にセットプレーから失点。そこでようやく目が覚め、逆転勝利につながったが、これから先、同じ失敗を繰り返すわけにはいかない。
Jリーグチャンピオンシップ決勝第2戦から中4日。歓喜の優勝から1週間足らずでは、体の面でも心の面でも切り替えるのは難しかった。「優勝した余韻がまだ自分たちの中にあったのかなと思う」。そう率直に語る永木は「次の試合からはしっかり反省して、タイトな日程は言い訳にならないし、しっかり気を引き締めてやりたい」と力を込めた。
(取材・文 西山紘平)
●クラブW杯2016特集
虎視眈々と前に行くチャンスをうかがっていた。0-1で迎えた後半22分、鹿島アントラーズはMF永木亮太がMF遠藤康とワンツーの形でPA内右に進入。深い位置までえぐってDFを引き付けると、冷静にマイナスに戻し、FW赤崎秀平の同点ゴールをアシストした。
試合後、プレイヤー・オブ・ザ・マッチ(マン・オブ・ザ・マッチ)に選出されたボランチは「後半始まってすぐにセットプレーで1点取られたので、点を取りに行くしかなかった」と振り返り、より攻撃の意識を強めたという。
「前半もボールは回せていたけど、決定的なチャンスはつくれていなかった。深い位置にボールが入ったら攻撃参加しようと思っていた。試合前から思っていたけど、それをより強くした結果、同点ゴールにつながって良かった」
石井正忠監督も「全体的に体が重たそうに見えた」と指摘した前半はなかなか試合のリズムが上がらず、チャンスらしいチャンスをつくれずに45分間を終えた。さらに後半5分にセットプレーから失点。そこでようやく目が覚め、逆転勝利につながったが、これから先、同じ失敗を繰り返すわけにはいかない。
Jリーグチャンピオンシップ決勝第2戦から中4日。歓喜の優勝から1週間足らずでは、体の面でも心の面でも切り替えるのは難しかった。「優勝した余韻がまだ自分たちの中にあったのかなと思う」。そう率直に語る永木は「次の試合からはしっかり反省して、タイトな日程は言い訳にならないし、しっかり気を引き締めてやりたい」と力を込めた。
(取材・文 西山紘平)
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