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オークランド指揮官、鹿島に逆転負けも「非常に良かったし、誇りに思っている」

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オークランド・シティを率いるラモン・トリブリエチ監督

[12.8 クラブW杯1回戦 鹿島2-1オークランド・シティ 横浜]

 善戦しながらも鹿島に1-2の逆転負けを喫した。しかし、オークランド・シティを率いるラモン・トリブリエチ監督は、「チームの戦い方は非常に良かった」と振り返った。

 前半は鹿島に押し込まれる時間帯が続いたものの、集中力を途切れさせない粘り強い守備で決定機を創出させず。すると後半5分にはFWエミリアーノ・タデが蹴り出したFKをDFキム・デウクがヘディングで叩き込み、先制に成功。1点をリードしたがチームだったが、指揮官は「ディフェンシブにしようとする考えはなかったし、チームとしてとにかくボールを保持しようとしていた」と守備を固めるという選択を取らなかった。

「今まで、このシステムでずっとやってきたわけで、他のやり方をやることで、もっと悪い方向に向かうと思った」

 しかし、後半23分に鹿島に同点に追い付かれると、試合終了間際の同43分に決勝ゴールを奪われて1-2の逆転負けを喫してしまう。「できるだけポゼションしようとしたが、鹿島は日本のナンバー1で非常に手強かった」。指揮官は勝者をリスペクトしつつも、「チームの戦い方は非常に良かったし、誇りに思っている」と最後まで戦い抜いた選手たちを称賛した。

(取材・文 折戸岳彦)

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