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北九州FW大島秀夫が現役引退…07年横浜FMで14得点

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今季限りで現役を引退する大島秀夫

 ギラヴァンツ北九州は9日、FW大島秀夫が今季限りで現役を引退すると発表した。

 大島は1980年3月7日生まれ、群馬県出身の36歳。前橋育英高出身で、1998年に横浜フリューゲルスでプロデビュー。MF遠藤保仁(G大阪)と同期で、横浜Fが消滅すると、ともに京都に移籍。その後は山形、横浜FM、新潟、千葉、札幌でプレー。山形時代の04年にJ2で22得点、横浜FMでプレーした07年にJ1で14得点を挙げてキャリアハイの成績を残した。

 北九州では13年からプレー。加入後3年間は30試合を超える出場を続けていたが、今季は11試合の出場にとどまり、得点はなかった。J1通算208試合42得点、J2通算286試合56得点だった。

 クラブを通じ大島は次のようにコメントしている。

「今シーズン限りで現役を引退することに決めました。ギラヴァンツ北九州の選手、スタッフ、会社の皆さん、ファン、サポーターの皆さん、4年間ありがとうございました。J3降格という形でチームを去るのは残念で悔しくてたまりません。

 ただ4年間、大した結果は残せませんでしたが、自分らしく一生懸命1日1日やり切りました。自分のやって来たことが、ほんの少しでも何かの意味を持って、それがギラヴァンツのために還元されてくれていたら幸いです。

 足も遅い、体力もない自分が19年もプロサッカー選手を続けられたのも、今までお世話になった監督、コーチなど指導者の皆さん、素晴らしいチームメイト、チーム関係者の皆さん、いろいろな形で僕を支えていただき応援してくださった皆さんに巡り会えたおかげです。本当に多くの素晴らしい出会いに感謝します。

 また、どんな時もパワーを与えてくれた子供たち、そして、いろいろな苦労をかけたけど、それでも多くのことを犠牲にしながらどんな時も近くで支えてくれた妻に感謝します。
素晴らしい19年間をありがとうございました。これからは今までの経験を活かし、新しい道で頑張って行きたいと思います。ありがとうございました!」


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