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グアルディオラ、W杯の48チーム制に「選手たちを殺すことになる」…ルール改正の持論を展開

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 マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督がワールドカップのレギュレーションについて持論を展開している。『OMNISPORT』が報じた。

 FIFAの会長を務めるジャンニ・インファンティーノ氏は先日、ワールドカップの参加チーム数を32から48にする可能性を示唆した。すでに今年行われたUEFA主催のユーロ2016では16チームから24チームとなり、裾野が広がっている。しかし、グアルディオラはこのうわさについてあまりいい印象を持っていないようだ。

「W杯が48チームになると聞いたが。そうなれば選手たちを殺すことになってしまう。質のことを忘れて量を求めている。選手は休むことができない。現代では大会や試合が増えており、より大きなプレッシャーがかかる。そのためにメンバーを増やす必要があり、クラブはより大きな出費を強いられる」

 さらに続けて、持論を展開し、「今は選手交代が3人だけだが、4人や5人や6人にできないのだろうか? そうなればチーム内のより多くの選手が試合に関与できるようになる。3人や4人や5人を入れ替えられれば、監督はより多様な戦術を使えるようにもなるしね。負傷者も減るだろう。全てが良いことばかりだが、FIFAはそのことについて別の意見を持っているようだ」と語った。

 商業的な意味合いが高まり、試合数を増やすことになれば、選手にとって負担が大きくなるだけでなく、大会の価値も落としかねない。チーム数の増減といった決断は慎重に行ってほしいところだ。

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