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元C大阪キム・ボギョンが口火!全北現代が4発快勝で5位決定戦を制す

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アジア代表の全北現代(韓国)が5位決定戦を制した

[12.14 クラブW杯5位決定戦 全北現代4-1サンダウンズ 大阪]

 FIFAクラブワールドカップ2016の5位決定戦が14日、市立吹田サッカースタジアムで行われ、アジア代表の全北現代(韓国)がアフリカ代表のマメロディ・サンダウンズ(南アフリカ)に4-1で勝利した。10年ぶり2度目のクラブW杯出場だった全北現代。初出場の06年大会に続く5位となった。

 全北現代は前半18分、DFパク・ウォンジェが左サイドをえぐってグラウンダーのクロスを入れると、前に飛び出したGKが弾いたこぼれ球をMFキム・ボギョンが拾って右足で蹴り込んだ。

 かつて大分やC大阪に所属し、昨季途中からは松本でもプレーした元Jリーガーの先制点。前半29分にはFKのキッカーを務めたキム・ボギョンのサインプレーから最後はMFコ・ムヨルの折り返しをFWイ・ジョンホが押し込み、リードを広げると、同41分、MFチャン・ユノの右クロスがDFリカルド・ナシメントのオウンゴールを誘い、3-0と突き放した。

 3点を追う展開となったサンダウンズも後半立ち上がりの3分にMFパーシー・タウが左足で1点を返し、クラブW杯初ゴールを記録したが、2点目が遠い。逆に全北現代は試合終了間際の後半44分、MFイ・ジェソンの右CKに途中出場のFWキム・シンウクが頭で合わせ、ダメ押しゴール。1-4で敗れた初出場のサンダウンズは準々決勝・鹿島戦(0-2)に続く連敗で、出場7チーム中6位という結果に終わった。

(取材・文 西山紘平)

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