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ジダンも「ハッピーだ」…これぞスーパースター!! 最後の最後で結果残したC・ロナウド

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後半アディショナルタイムにダメ押しゴールを奪ったレアル・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウド

 スーパースターが最後の最後に決めた――。序盤からゴールを脅かし続けたレアル・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウドは、前半11分のミドルを皮切りに9本ものシュートを放った。しかし、シュートはなかなかネットを揺らさない。同26分には右サイドのFWルーカス・バスケスのクロスをヘディングで叩き付けるもポストを叩き、同33分には自ら蹴ったFKのこぼれ球に反応して強烈なシュートを放ったがGKモイセス・ムニョスに弾き出されてしまった。

 FWカリム・ベンゼマの得点で、1-0とリードして迎えた後半にも幾度となくゴールに迫る。後半16分にはL・バスケスとのパス交換から右足で強襲もムニョスにストップされ、同21分にはDFダニエル・カルバハルのクロスからゴール前でフリーになるがヘディングシュートをジャストミートさせることができなかった。

 だが、得点のないまま試合終了のホイッスルが吹かれると思われた後半アディショナルタイム、ついにゴールを陥れる。MFハメス・ロドリゲスのスルーパスに反応してPA内に進入すると、右足のシュートでネットを揺らす。得点後、ビデオ判定となりプレーが中断されたが主審がゴールと判断し、ダメ押しゴールが記録された。

 試合後、C・ロナウドはさっそうと取材エリアを後にしたが、チームを率いるジネディーヌ・ジダン監督は会見で「最後にクリスティアーノが決めてハッピーだよ」と賛辞を贈っていた。

(取材・文 折戸岳彦)
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