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華麗に舞ったモドリッチ…敵将も「彼とクロースの動きが良かった」

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相手守備陣の脅威となったレアル・マドリーMFルカ・モドリッチ

[12.15 クラブW杯準決勝 クラブ・アメリカ0-2R・マドリー 横浜]

 ピッチ上を華麗に舞った。レアル・マドリーMFルカ・モドリッチは軽やかな身のこなしで相手選手をいなすと、正確なパスを供給して攻撃のリズムを生み出し続けた。

「日本の気候に慣れること、長旅で疲れていたことから、最初の25分間は厳しかったね」。しかし、徐々にボールに絡む回数を増やすと、前半アディショナルタイムにはFWクリスティアーノ・ロナウドとのパス交換で守備陣を翻ろう。右サイドを崩して中央のMFトニ・クロースにパスを通すと、クロースのスルーパスからFWカリム・ベンゼマの先制弾が生まれた。

 クラブ・アメリカを率いるリカルド・ラ・ボルペ監督も試合後に「モドリッチとクロースの動きが良かった」と称賛。その言葉どおり、キレのある動きを90分間披露して2-0の勝利に貢献した男は、「2ゴールを奪えたし、重要な試合に試合に勝てたので満足しているよ」と白い歯を見せた。

(取材・文 折戸岳彦)
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