beacon

[MOM1969]広島皆実DF河野秀汰(3年)_絶対的な競り合いの強さで無失点勝利に貢献

このエントリーをはてなブックマークに追加

広島皆実高DF河野秀汰は高さを活かして無失点勝利

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.16 高円宮杯プレミアリーグ参入戦1回戦 仙台ユース 0-1 広島皆実高 広島広域公園第一球技場]

 2人のCBを前線に上げて、迫力あるパワープレーを仕掛けてきた仙台ユースに対し、最後まで高さ勝負の強さを見せつけ、無失点勝利に貢献した広島皆実高DF河野秀汰。「守る時間がすごく長かったのですが、我慢してPK1本決めて勝ち切れたのはでかいと思います」と勝利を喜んだ。

「相手がロングボールを自分たちのSB背後に蹴ってくるのは分かっていたので、そこをしっかり対応できました」と長いボールを積極的に使ってくる仙台の攻撃の狙いを読んでいた。後半の仙台のパワープレーに対しても「DFラインが集中してどんどん弾いていくことができて良かったです」と最後まで冷静さを失わずに、しっかり攻撃をはね返せたことが勝利につながった。

 仲元洋平監督は「河野は絶対にヘディングで勝つので、みんながその次(こぼれる所)を予測していますね」と試合を振り返った。河野も「自分は競り合いに勝つ自信があるので、周りのみんながセカンドボールに反応できるように、といつも話し合っています」と、周囲の選手に確実にボールをつなげることを心掛けている。

 厳しくタフなゲームに勝利できたことは、選手権に向けても大きな自信となった。「これを選手権にしっかりつなげていけたら、と思います」と語る通り、プレミアリーグ参入戦のみならず、選手権でも高さ勝負の強さを見せたい。 

(取材・文 小林健志)
▼関連リンク
高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 プレミアリーグ

TOP