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[MOM1973]浦和ユースMF荻原拓也(2年)_出場機会に飢えた技巧派が2ゴールに絡む

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浦和レッズユースMF荻原拓也は2ゴールに絡む活躍

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.16 高円宮杯プレミアリーグ参入戦1回戦 浦和ユース 4-0 帝京長岡高 広島広域公園第一球技場]

 左SBとして出場し、精度の高いパスとシュートで2ゴールに絡んだ浦和レッズユースMF荻原拓也。出場機会はここまであまり多くなかった。「あまり試合に出ていない選手なのですが、今日起用して彼にとってもチームにとっても良かったと思います。みんな頑張っている中で毎日の練習で良い選手を使おうと思ったので、起用しました」と大槻毅監督は起用の理由を語った。

 先発出場を聞かされた荻原は「この試合が来年の自分たちの生死に関わるということで、いつも以上に気合いを入れて臨みました。いつも途中出場が多かったのですが、特にビックリしたわけではなく、常に準備をしていたので、いつも通りやるだけでした」と語る。久々の先発出場にも気負うことなく、安定したメンタリティで入れたことが結果につながった。

「点に関わることができて良かったです。攻撃が得意なので、何よりもゴールに絡む仕事が求められる中で結果を出せて良かったです。後半立ち上がりの早い時間で決められたのでチームも乗れて良かったです。失点ゼロで終えられたのも良かったですね」。得点に絡むことができただけでなく、DFラインに入ったことで失点が無かったことも大きな自信となったようだ。

 18日の長崎総合科学大附高戦に向けては「この1試合でプレミアに上がるか上がらないかという大事な試合になるので、チーム一つになって戦い切りたいです」と強く意気込む荻原。来季プレミアリーグで活躍するために、荻原にとっても重要な一戦となる。 

(取材・文 小林健志)
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