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スペイン元審判「明らかなレッドカード」…スペイン紙がS・ラモスへの判定は誤審と報道

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判定に猛抗議する鹿島イレブン

[12.18 クラブW杯決勝 R・マドリー4-2(延長)鹿島 横浜]

 レアル・マドリー(スペイン)が延長戦の末に鹿島アントラーズを4-2で下し、世界一に輝いたが、レアルの母国・スペインでも後半45分の“疑惑の判定”が波紋を広げている。

 問題の場面は2-2の後半45分、鹿島がカウンターを仕掛けようとした場面で、センターライン手前でFW金崎夢生が反転して抜け出そうとすると、DFセルヒオ・ラモスがたまらず手をかけてしまう。ザンビア人のジャニー・シカズ主審は一旦胸からカードを取り出そうとしたが、思い直したかのように、カードを胸ポケットにしまい直した。

 このプレーまでにラモスは1枚イエローカードを貰っており、2枚目となれば退場となっていた。試合を壊すまいとする配慮だったのかもしれないが、鹿島の選手たちも主審に詰め寄って猛抗議していた。

 スペイン『マルカ』もこの場面を取り上げている。『ラジオ・マルカ』にコメントした元審判員のアンドゥハル・オリバー氏が「明らかなレッドカードで退場にする必要があった」と主張したとし、誤審だったと報じている。

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