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細貝先発復帰で浅野と10戦ぶり同時先発も…シュツットガルトは今季初の連敗で3位後退

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[12.18 ブンデスリーガ2部第17節 W・キッカーズ3-0シュツットガルト]

 ブンデスリーガ2部は18日、第17節を行い、FW浅野拓磨とMF細貝萌の所属するシュツットガルトは敵地でW・キッカーズと対戦し、0-3で敗れた。浅野は2列目の左サイドでフル出場。細貝は10月15日のD・ドレスデン戦(0-5)以来、8試合ぶりに先発復帰し、ダブルボランチの一角に入ったが、前半で交代した。

 浅野と細貝が10試合ぶりに同時先発したシュツットガルトだが、試合はホームのW・キッカーズが優位に進めた。前半27分、FWエリア・ソリアーノが右サイドからドリブルで切れ込み、横に流すと、こぼれ球をMFリコ・ベナテッリがMFバルデット・ラマ につなぎ、ラマがシュート。左ポストを直撃した跳ね返りをベナテッリが押し込み、先制に成功した。

 果敢に追加点を狙うW・キッカーズは前半36分、左CKからソリアーノが決定的なヘディングシュート。これはゴールライン上に立っていた浅野が左足で弾き出すファインプレーを見せたが、同40分、右CKのこぼれ球をDFクレメンス・ショッペンハウアーが押し込み、2-0とリードを広げた。

 2点ビハインドとなったシュツットガルトは後半開始から2人を同時交代。細貝に代えてMFマティアス・ツィマーマン、MFアレクサンドル・マキシムに代えてDFジャン・ツィマーをピッチに送り込んだ。すると後半5分、ツィマーがDFトニ・シュニッチのスルーパスから右サイドのスペースに飛び出し、ゴール前にクロス。しかし、浅野の胸トラップは大きくなり、右足ボレーは大きく枠を外れた。

 1点が遠いシュツットガルトは後半35分に決定的な3失点目を喫し、0-3の完敗。7試合ぶりの黒星を喫した前節・ハノーファー戦(1-2)に続く今季初の2連敗で中断前ラストゲームを終え、順位もハノーファーに抜かれて3位に後退した。

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