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「先輩に頼るだけでなく…」 ベストヤングプレーヤー賞受賞、G大阪MF井手口の誓い

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ベストヤングプレーヤー賞に輝いたガンバ大阪MF{{井手口陽介

 Jリーグは20日、横浜アリーナで「2016 Jリーグアウォーズ」を開催した。ベストヤングプレーヤー賞はガンバ大阪MF井手口陽介が受賞。G大阪からの選出は、10年に選出されたFW宇佐美貴史(現アウクスブルク)に次いで2人目となった。

 G大阪の下部組織で育った井手口は14年にトップチーム昇格。初年度こそG大阪で出場機会は訪れなかったが(J3に参加していたJ-22でJデビュー)、15年にはJ1デビューを飾って8試合に出場し、今季は22試合4得点の記録を残した。また、リオデジャネイロ五輪代表として五輪を戦うだけでなく、ロシアW杯最終予選を戦う日本代表に初招集されるなど、飛躍の年とした。

「まさか自分が取れるとは思っていなかったので、非常に光栄です」と喜びを表した井手口は、「来季は先輩に頼るだけでなく、自分が中心となり、チームを勝たせられるような選手になりたい。歴代の受賞者を見てもすごい選手ばかりなので、賞を取って全然活躍していないと言われないように、より責任を持ってプレーしたい」とさらなる飛躍を誓った。

 なお、井手口は決勝まで進んだルヴァン杯でもニューヒーロー賞を受賞しており、ダブル受賞は96年の斉藤俊秀、02年の坪井慶介に次いで3人目となっている。

(取材・文 折戸岳彦)

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