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トップ下で試行錯誤続ける大迫「もどかしさもある」

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3試合連続でトップ下に入ったFW大迫勇也

[12.21 ブンデスリーガ第16節 ケルン1-1レバークーゼン]

 ブンデスリーガは21日、第16節2日目を行い、FW大迫勇也の所属するケルンはホームでレバークーゼンと対戦し、1-1で引き分けた。大迫は2トップのトップ下でフル出場。「いい時間帯に点を取れたけど、あの時間帯にああいう感じで失点したら勝てないかなと思う」と、前半終了間際の失点を悔やんだ。

 前半21分、DFフレデリク・セーレンセンの右クロスにFWアントニー・モデストが豪快な右足ダイレクトボレーで合わせ、先制したケルンだが、同44分に後方から飛び出してきたDFウェンデウを捕まえ切れずに失点。最後まで2点目が遠く、3試合連続の1-1ドローに終わった。

 トップ下でプレーした大迫は「中盤の感じでしかできなかったので、そこはもどかしさもあるけど、やるべきことをやらないといけない自分もいるので」とジレンマを抱えつつ、「攻守の切り替えのところで守備から攻撃を早く展開しようという話は監督からも言われていた。あそこでうまくつなぐことはできたけど、そこからもうちょっとアイデアが欲しかった」と貪欲に取り組んでいる。

 今季序盤は2トップの一角として定位置をつかんだが、ケガ人が続出しているチーム事情もあり、3試合連続でトップ下を務めた。「あのポジションだと、難しさはある。自分の良さはフォワードと中盤で変わるので、あそこからゴール前に入っていくのは難しい。そこは少なからずあった」と、試行錯誤が続いている。

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