beacon

浅野の新ライバルに…?中断明けから21歳アメリカ代表FWがシュツットガルトに加入

このエントリーをはてなブックマークに追加

シュツットガルトに加入したFWジュリアン・グリーン

 日本代表FW浅野拓磨とMF細貝萌が所属するシュツットガルトは21日、バイエルンから21歳のアメリカ代表FWジュリアン・グリーンを完全移籍で獲得し、2019年6月30日までの契約を結んだことを発表した。クラブ公式サイトが伝えている。

 出場機会を求めるジュリアン・グリーンが、2部シュツットガルトへの移籍を決めた。移籍金などの詳細は明らかにされていないが、背番号は「37」を背負う予定。少年時代から約7年間にわたってバイエルンの下部組織とプロチームでプレー。アメリカ代表としても2014年ブラジルW杯に出場するなど、これまで代表8試合で3ゴールの活躍を見せている。

 スポーツディレクターのジャン・シンデルマイザー氏は「ジュリアンはさまざまな攻撃ポジションで起用することができる選手」で、「さらに伸びるポテンシャルがあると思う」とその能力を評価している。

 ジュリアンは同サイトで、次のように意気込みを語った。

「僕はU-15としてバイエルンに入団し、夢だったプロになって、この3年間は多くの経験を積んだ。先月のシュツットガルトの試合はすべて観た。チームにフィットすると思うし、また新しい目標が設定することができると思う。シーズン後半戦に1部昇格という目標を達成できるよう、チームをサポートしたい」

 シュツットガルトは中断前ラストゲームとなったW・キッカーズ戦(0-3)で今季初の2連敗を喫し、順位を3位に落としている。1年での1部返り咲きを狙うチームにとって、大きな戦力補強。エースのFWシモン・テロッデやMFカルロス・マネ、そして浅野ら攻撃陣に、刺激を与える存在になるはずだ。


●欧州組完全ガイド
●ブンデスリーガ2016-17特集

TOP