来年6月に契約満了となるMFアリエン・ロッベンについて、所属先のバイエルンは契約延長に自信を見せている。

　今シーズン、ロッベンはカルロ・アンチェロッティ率いるバイエルンで10試合に出場し、5得点4アシストを記録しているほか、チャンピオンズリーグでも4試合に出場し1ゴールを挙げるなど、円熟味を増した活躍を見せている。

今シーズン終了後の来年6月に、バイエルンとの契約満了を迎えるロッベンについて、「黄金の移籍金ゼロ選手」などと、熱い眼差しが向けられているが、バイエルンは契約延長に向けて、全力を尽くすと見られている。

　同僚のMFフランク・リベリもロッベンの契約延長を熱望している。ロッベンより一足先にクラブとの契約を1年延長し、来シーズンもバイエルンで戦うことを決めたリベリは、チームにおけるロッベンの重要性を強調している。

「何かあれば、アリエンを助けたいね。彼は重要な選手だし、僕らには経験ある選手が必要だ」

　バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲ会長も、クラブとロッベンの両者が契約延長を望んでいることを明かしている。

「双方ともに延長を希望しているので、楽観的に見ている」

　バイエルン会長は、契約更新に向けて自信をのぞかせている。

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