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U-16アジア王者 MF柿谷曜一朗

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新時代の旗手 柿谷曜一朗

[U-16日本4-3U-16北朝鮮 U-17アジアユース決勝 ジャランベサルスタジアム]

 この決勝戦、ピッチ上にいる22人のうち、唯一のプロ選手がU-16日本代表MF柿谷曜一朗(C大阪)だ。

 日本が2点ビハインドで迎えた後半11分、巧みなボディバランスで相手を置き去り、反撃の狼煙となる得点を決め、チームに勢いをもたらした。この得点が日本の大逆転劇のきっかけとなる。

 この試合も柿谷はキレキレだった。縦に抜けるスピード、パスセンス、精度の高いシュート、チームを鼓舞するスピリット。出場経験こそまだないものの、プロ選手としての存在感を見せた。得点直後に取られたシュミレーションは愛嬌か。今大会は4得点を決め、MVPにも選ばれている。

 今後、日本サッカーを牽引していく選手に化ける可能性は充分にあるだろう。

(写真は05年撮影)

(文・宝田雅樹)

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