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在籍わずか7選手の岡山湯郷…元なでしこFW木龍、元ヤンなで主将MF藤田ら9選手が加入

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岡山湯郷bell加入が発表されたFW木龍七瀬(左)とMF藤田のぞみ

 岡山湯郷belleは26日、中国の广东省索卡女子足球队FW木龍七瀬、松江シティRagazzaのMF藤田のぞみ、ちふれASエルフェン埼玉MF萩原愛海、静岡産業大学磐田ボニータDF島村公美子、伊賀FCくノ一のMF北野梨絵、MF吉村碧、MF藤江沙樹の移籍加入、開志学園JSC高等部DF守屋栞奈、FCヴィトーリアDF秦美結の新加入、計9選手の加入を発表した。

 元日本女子代表(なでしこジャパン)の木龍は、クラブを通じて「湯郷ベルのサッカー環境と今後の考え方に共感し、自分自身も新しい環境でチャレンジしたいと思い、移籍を決意しました。良い環境を準備していただいたことに感謝し、共に上を目指していきたいと思います」とコメント。

 10年と12年のFIFA U-20女子W杯に出場し、日本開催の12年大会では主将として銅メダル獲得に貢献した藤田は、今年1月にオーバートレーニング症候群からの体調不良を理由に現役引退を発表。その後、松江シティRagazzaで現役に復帰していた。クラブを通じて藤田は「1部昇格の力になれるように精一杯頑張ります」とコメントしている。

 14年のレギュラーシーズンを制するなど、近年まで強豪の一角だった岡山湯郷だが、今季はクラブの混乱からGK福元美穂らが途中退団。シーズン13連敗で2部リーグへの降格が決まった。オフにはMF宮間あやの退団が発表され、今月20日には10選手の退団が発表され、その時点での在籍選手は7選手のみとなっていた。

●なでしこリーグ2017特設ページ

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