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強すぎるチェルシー…大黒柱2本を欠くも12連勝達成「これが私たちからのメッセージだ」

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アントニオ・コンテ監督はクラブ新記録の12連勝達成も冷静だ

[12.26 プレミアリーグ第18節 チェルシー3-0ボーンマス]

 チェルシーアントニオ・コンテ監督は、12連勝でクラブ新記録を達成するも冷静さを貫いている。クラブ公式サイトが伝えた。

 前節クリスタル・パレス戦でクラブ記録タイの11連勝に並んだチェルシーは、前半24分にFWペドロ・ロドリゲスが先制のゴールネットを揺らすと、後半4分にMFエデン・アザールがPKを自ら決め、突き放す。さらに後半アディショナルタイム3分にペドロがダメを押し、3-0で快勝した。

 これでクラブ新記録の12連勝としたが、コンテ監督は「本当に厳しい試合だった。12連勝は簡単にできる数字じゃない。選手たちは素晴らしい集中力、崩れない姿勢を見せてくれた。それにナサニエル・チャロバー(22)にオラ・アイナ(20)とアカデミー出身選手をピッチに送れたのも大きい」と冷静に試合を振り返った。

 この試合では、累積警告により今季13得点を挙げているFWジエゴ・コスタと、レスター・シティから加入し、中盤で欠かせない選手となったMFエンゴロ・カンテが欠場した。「これが私たちからのメッセージだ。大黒柱を2本失って崩れることを予想しただろうが、結果はこの通り。このチームには頼れる選手が揃っている」と胸を張る。

「この12試合で、勝ち点36を積み重ねた。順位も申し分ない。だがシーズンが終わって何も手にできなければ、意味はない。それでもこの数字は誇るべきものだよ。このまま最後まで走り抜けたい。簡単じゃないさ。ストークとの試合だって厳しいものになる」と、2016年最後の一戦に向けて気を引き締めた。


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