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中国スーパーリーグ、外国人枠削減へ…Jリーグへ影響出る可能性も?

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巨額な移籍金で上海上港で加入するオスカル

 中国サッカー連盟(CFA)は、中国超級リーグ(CSL)に対して、1クラブが登録可能な外国籍選手の枠を現行の4から3に削減する案を提示したと発表した。もしこの変更が要求通り実施されれば、リーグを戦うクラブは現行ルールで4人まで認められている外国籍選手の登録を3人に減らすことを余儀なくされる。なお、変更が適応されても、現行ルールで認められている、外国籍選手枠とは別で用意されている1人のアジア人選手枠は維持されるようだ。

 実は、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)のルールではこれまでも外国籍選手の登録は3人までしか許されておらず、ACLに出場する中国超級リーグのクラブは1人の外国籍選手をACLの試合で登録外にしてきた。この変更はそのアジアチャンピオンズリーグのルールを国内リーグにも適応する形だ。

 ここ数年、中国クラブは豊富な資金を使って積極的な補強を繰り返している。今冬もすでに上海上港チェルシーからブラジル代表MFオスカルを6000万ポンド(約86.3億円)もの巨額な移籍金で獲得することが内定している。

 また、マンチェスター・シティユベントスで活躍し、現在はボカ・ジュニアースに所属するFWカルロス・テベスにも中国クラブが触手を伸ばしており、上海申花は世界最高額となる給与を用意したオファーを提示している。

 他にもブラジル代表FWフッキ、ブラジル代表MFアレックス・テシェイラ、コロンビア代表FWジャクソン・マルティネスなどのビッグネームがすでに中国でプレーしている。

 しかし、中国籍選手の強化を目的とする外国籍選手枠を削減するルール案は承認される可能性が高く、早くも来年3月から始まる2017年シーズンから適応される見込みだ。

 中国サッカー連盟は、次のような声明を発表し、新しいルール案の意図を説明している。

「ワールドクラスの選手が中国へやってくることは、間違いなくリーグのレベルアップに資するものになり、観客動員数の増加という効果も期待できる。しかし、それと同時に、クラブの金銭的負担は増加し、国内出身選手の出場機会は減ってしまう」

「中国のプロサッカークラブの長期的な成長を考慮し、中国サッカー協会はクラブ経営に関する新たな指針の導入とともに、外国籍選手の登録枠数の調整を検討している」

 外国人選手枠が減少しても、中国クラブが豊富な資金を有していることに変わりはなく、「爆買い」が落ち着くことはないかもしれない。しかし、枠が削減されることで、中国で活躍していた外国人選手が新たなチームを探すことが見込まれ、Jリーグのチームにも影響を与えそうだ。また、外国籍選手枠が減ることで、各クラブがよりアジア人選手枠の活用に動くことも予想され、日本人選手が中国クラブに移籍することも増えるかもしれない。
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