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広島、逮捕されたスタッフの契約解除を発表「社会に与えた影響の大きさを鑑みて」

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 サンフレッチェ広島は28日、今月24日にクラブスタッフが起こした不祥事に関して、処分が決定したことを発表。当人である通訳兼用具担当の金大伸氏は、28日付で契約解除処分となった。また、社内責任者として、代表取締役社長の織田秀和氏は1か月の減給10%。さらに強化部長の足立修氏は就業規則にのっとり、減給1日および誓約書の提出と、本人の申し出により給与の4%(1か月)を自主返納することになった。

 今回の経緯としては、24日の6時50分頃、同クラブ所属の金氏が、信号待ちをしていた乗用車に前方不注意で追突。乗用車を運転していた男性に怪我を負わせ、通報で駆け付けた警察官によって酒気を帯びていることが発覚し、広島東警察署に逮捕された。なお、金氏は25日に書類送検の上、釈放されたという。

 クラブはその後、本人と面談して事実確認の上、プロサッカークラブのスタッフとして今回の不祥事が社会に与えた影響の大きさを鑑み、契約解除処分に至ったと説明。公式サイトを通じて被害者に謝罪するとともに、今後の再発防止と信頼回復に努めるとした。

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