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[MOM1987]実践学園DF斎藤彰人(2年)_相手の猛反撃を自慢のヘッドでシャットアウト

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実践学園高DF齋藤彰人

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.29 横山杯1st(トップ)決勝第1グループ第3節 鹿島学園高 0-1 実践学園高 ジャーニィー土合グラウンドB面(人工芝)]

 自慢のヘッドで強豪・鹿島学園高をねじ伏せた。実践学園高は1-0の後半、逆転でのFINAL GAME進出を狙う相手のロングボール、背後を狙う攻撃を受ける形に。だが、180cmDF斎藤彰人を中心に跳ね返し、1点を守り抜いた。

 斎藤は相手FWの頭上から撃ち抜くようなヘッドを連発。「相手の上から叩くのはいつもやっている。タイミングを合わせて跳んでいる」というDFはセカンドボールを相手が拾えないような位置へ飛ばして続け、連続攻撃を許さなかった。
 
 対人勝負でも存在感を発揮していたDFについては深町公一監督も「(特に良いプレーをしていたのは)サイ(斎藤)でしょう。最後の放り込みをよく跳ね返していた」と目を細める活躍。相手がショートパスやドリブルで仕掛けてくるよりも「パワープレーの方がやりやすかった」と笑ったパワフルDFが、勝利とFINAL GAME進出の立て役者となった。

「相手のロングボールでFWにヘディングで絶対に負けたくない。あと、1対1を強くしていくことと、後ろから鼓舞する声を出して、リーダーシップ出してやっていきたい」。

 3バックの右サイドに位置し、推進力ある攻撃参加も印象的。攻守でチームの力となって来季、「選手権、インターハイ出たい」という目標を達成する。

(取材・文 吉田太郎)
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