beacon
TOP > NEWS > 記事詳細

風間フロンターレ、悲願のタイトル獲得まであと1つ…川崎Fが初の天皇杯決勝へ

このエントリーをはてなブックマークに追加

大宮アルディージャを下した川崎フロンターレが初の決勝進出

[12.29 天皇杯準決勝 大宮0-1川崎F 日産]

 天皇杯の準決勝が29日行われ、日産スタジアムでは大宮アルディージャ川崎フロンターレが対戦。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半40分にDF谷口彰悟が決勝ゴールを奪った川崎Fが1-0の完封勝利を収め、初の決勝進出を果たした。

 クラブ史上初の決勝進出を目指す大宮は24日に行われた天皇杯準々決勝湘南戦(○4-2延長)から先発の入れ替えはなく、同じく初の決勝進出を狙う川崎Fも準々決勝FC東京戦(○2-1)から先発の入れ替えはなく、同じ11人がスターティングが名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]]

 序盤から好機を創出したのは、両サイドのMFマテウスとMF泉澤仁が切れのある突破を見せた大宮だった。前半11分、右サイドを切り裂いたマテウスのラストパスをゴール前のFWムルジャが合わせるが、DFエドゥアルドにブロックされてしまう。さらに同13分には左サイドの泉澤が送ったマイナスのパスを受けたマテウスが、ループシュートでゴールを脅かしたものの、ボールはわずかにゴール右に外れた。

 一方の川崎Fは大宮の守備に苦しんでフィニッシュまで持ち込めない時間帯が続いたが、徐々に敵陣深くまでボールを運び出す。すると後半23分、DF車屋紳太郎がPA外から強烈なミドルシュートを枠内に飛ばしたが、GK塩田仁史の正面を突いてしまう。さらに同28分にはMF中村憲剛のクロスをファーサイドで受けたエドゥアルドが好機を迎えるも、シュートは枠を捉え切れなかった。

 ともに好機を生み出しながらも0-0のまま後半を迎えると、後半5分に大宮が決定機を創出。中盤でボールを受けたFW江坂任が相手数人に囲まれながらもドリブルで運んでスルーパスを送ると、PA内に進入した泉澤がGKチョン・ソンリョンとの1対1を迎えるがシュートはポストを叩き、こぼれ球にフリーで反応したムルジャはシュートをジャストミートさせることができなかった。

 すると川崎Fは後半16分にMF登里享平に代えてMF大島僚太を、大宮は同19分にマテウスに代えてFW家長昭博を投入する。その後も大宮がゴールに迫る場面を創出するが、川崎Fの粘り強い対応に遭って先制点が奪えない。川崎Fも同26分にFW大久保嘉人のパスから左サイドを駆け上がったエドゥアルドが強烈な左足シュートを放つが、塩田に弾き出されてしまった。

 ともにゴールが生まれずに0-0のまま試合終盤を迎えたが、後半40分に川崎Fがついに均衡を破る。中村が蹴り出したCKの流れから、最後はルーズボールに反応した谷口がジャンビングボレーで合わせてネットを揺らし、スコアを1-0とした。その後、川崎Fに追加点こそ生まれなかったものの、大宮の反撃を許さずに1-0の完封勝利を収めて決勝進出を決めた。

(取材・文 折戸岳彦)

●第96回天皇杯特設ページ



TOP