beacon

元ローマFW「中国の爆買いは受け入れざるをえない」「1ゴールで1800万円」

このエントリーをはてなブックマークに追加

昨年1月までセリエAのローマに在籍し、現在は河北華夏でプレーするFWジェルビーニョ

 昨年1月に中国スーパーリーグ、河北華夏に加入した元ローマのFWジェルビーニョが相次ぐ中国クラブの爆買い移籍について、「受け入れざるをえない」と話している。複数メディアが報じている。

 今月になり、ブラジル代表のMFオスカルチェルシーから上海上港へ6000万ユーロ(約74億円)で加入したのに続き、元アルゼンチン代表のFWカルロス・テベスも年俸4000万ユーロ(約49億円)と破格の条件で上海申花に加入した。

 爆買いの勢いはとどまることなく、世界最高峰の選手へもオファーが舞い込んだ。レアル・マドリーに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに対しても「レアル・マドリーに移籍金3億ユーロ(約366億円)、ロナウドに年俸1億ユーロ(約122億円)」という巨額のオファーがあったことが明らかになっている。

 中でも、これから選手としてピークを迎えるはずのオスカルの移籍は波紋を呼んだ。リバプールユルゲン・クロップ監督も「25歳で中国へ行くなど馬鹿げている」と疑問を呈する声を上げていた。

 これに対し、昨年1月までセリエAのローマに在籍し、現在は河北華夏でプレーするジェルビーニョが異議を唱えている。河北華夏でのジェルビーニョの年俸は1000万ユーロだが、さらにボーナスも加わるという。

「1ゴール決めるごとに15万ユーロ(約1800万円)、それから1試合出場するごとに6万ユーロ(約740万円)をもらえる。ヨーロッパではレアル・マドリーでも不可能な額だ」

 中国スーパーリーグでの破格の条件は、「受け入れざるをえない」と理解を示している。


●セリエA2016-17特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP