beacon

コンテの人心掌握はメディアにまで広がる…記者数名を軽食会に招待

このエントリーをはてなブックマークに追加

ピッチ内外のマネジメント力が光るアントニオ・コンテ監督

 チェルシーを率いるアントニオ・コンテ監督の人心掌握術は、記者陣にまで影響を及ぼしているのかもしれない。

 今季からコンテ監督に指揮を託しているチェルシーは、現在プレミアリーグで12連勝中と絶好調だ。すでに2位リバプールとの勝ち点差を6ポイントまで広げており、優勝に向けて独走状態に入りつつある。

 チームの快進撃を支えているのは、指揮官のマネジメント力だろう。今月24日にそれが垣間見える出来事があったようだ。コンテ監督はボーンマス戦(3-1でチェルシー勝利)の前日会見を終えると、記者数名を軽食会に招待したのである。

 招待客の一人となったイギリス『BBC』のジョン・サウスオール氏は「楽しい1時間だった。何人かの記者がクリスマス前に監督によって軽食会に招待されたんだ。練習場に隣接するパブでビールを一杯奢ってもらったよ。気持ちの良い時間だった」と述べ、コンテ監督就任以降のチェルシーの変化を語っている。

「彼らは我々記者に対してオープンだったし、素晴らしい対応をしてくれた。ピッチ内外でクラブが変わったことが分かる一幕だったね」

「選手たちはコンテ監督に何を期待されているか理解している。彼の管理能力は非常に高い。それは選手やメディアへの対応からも見て取れる。チェルシーは昨季、(フース・)ヒディンク監督の下で降格圏内に勝ち点3まで迫っていた。そのチームを変えてしまったんだ」

●プレミアリーグ2016-17特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP