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チーム紹介:東福岡高(福岡)

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第95回全国高校サッカー選手権

東福岡高(福岡)

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東福岡高写真ニュース

▼全国大会日程
2回戦 1-0 東邦高(愛知)
3回戦 3-0 鹿児島城西高(鹿児島)
準々決勝 0-1 東海大仰星高(大阪)
■出場回数
4年連続18回目
■過去の最高成績
優勝(97、98、15年度)
■その他、過去の主な全国大会成績
全国高校総体優勝3回(97、14、15年)、全日本ユース(U-18)選手権優勝1回(97年)、同準優勝1回(96年)、同4強2回(94、03年)、プレミアリーグWEST2位2回(13、15年)
■監督
森重潤也
■主将
DF児玉慎太郎
■今季成績
[総体](全国2回戦敗退)
2回戦 2-3 昌平高(埼玉)
[リーグ戦]
プレミアリーグWEST4位(10勝3分5敗)
[新人戦]
県優勝、九州優勝
■予選成績
2回戦 2-0 誠修高
準々決勝 4-0 福岡大大濠高
準決勝 4-1 希望が丘高
決勝 6-0 九州国際大付高
■都道府県予選決勝布陣&レポート
[4-5-1]
     藤井一輝
福田湧矢      濱田照平
  高江麗央 田尻京太郎
     鍬先祐弥
小田逸稀      砂原一生
  阿部海大 児玉慎太郎
     前島正弥
[レポート]
 県新人戦決勝、県総体決勝に続いて九州国際大付高と三度激突。過去2回は1点差勝利だった東福岡は負傷明けのMF藤川虎太朗がベンチスタートだったものの、今回は大差をつけて優勝した。立ち上がりは勢いを持って前に出た九国大付にチャンスをつくられ、10番FW手島貫太の決定機をCB児玉慎太郎のスライディングタックルで何とか逃れるシーンもあった。だが、東福岡は15分、敵陣でMF鍬先祐弥がボールを奪い返すと、すかさず出したスルーパスからFW藤井一輝が先制点。さらに28分にも左SB小田逸稀の突破から最後は藤井が右足で押し込んで2-0とした。後半、前に出てきた相手の攻撃を跳ね返した東福岡は17分、カウンターから最後は交代出場のFW佐藤凌我がゴール。さらに27分にはMF高江麗央が直接FKを決め、37分には交代出場した藤川のアシストからMF福田湧矢が決めた。39分にも佐藤の突破から福田が決めて6-0。大勝で4連覇を達成した。

■チーム紹介
連覇に挑戦する“赤い彗星”
 “赤い彗星”の異名を持つ前回王者。國學院久我山高に5-0で勝利した昨年度決勝でも先発していたMF藤川虎太朗(磐田内定、日本高校選抜)、MF鍬先祐弥(日本高校選抜)、左SB小田逸稀(鹿島内定)、現主将のCB児玉慎太郎の4人を残す今年、エース格へと成長を遂げたMF高江麗央(G大阪内定)や県決勝2発のFW藤井一輝の台頭もあって再び強力な陣容で全国大会に臨む。個は全国2冠を達成した昨年以上とも言われる今年。だが重圧の中で悔しい思いを経験してきた。九州新人戦を制したものの、3連覇中だった総体九州大会は決勝(対長崎総合科学大附高)で敗れ、2連覇中だった全国高校総体も初戦(対昌平高)でまさかの逆転負けを喫してしまった。昨年の経験が仇となり、先制後に畳み掛けずに試合をコントロールしようとしてリズムを崩して敗退。児玉も「一つずつしっかりと勝ち上がって結果として全国優勝していればと思います」と語っていたが、今大会、選手たちは目の前の戦いに集中することだけを考えている。夏の敗退からより貪欲に日々を送り、選手権予選期間中もミーティングによってコミュニケーションを高めてきた。その結果が県決勝での6-0大勝。さらに高めてきた力を全国で証明し、夏の悔しさを晴らすか。東福岡にとっては97年度と98年度以来となる選手権2連覇を達成し、今年も歴史にその名を刻む。
■編集部イチオシ選手
G大阪内定、ヒガシのキーマン
MF高江麗央(3年)
「突破口、ゲームメーカー、そしてフィニッシャーとしてもハイレベルな逸材MF。加えて抜群の走力によってピッチを走り回る。昨年は準々決勝まで先発も準決勝以降は途中出場、『あれほど悔しい試合は他に思い浮かばない』という決勝の勝利を今年は自分が主力として果たす。G大阪内定」

■注目選手
MF藤川虎太朗(3年)
└磐田内定、日本高校選抜。昨年はインハイで得点王を獲得し、ケガで出遅れた選手権でも準決勝、決勝で連発。だが、今年のヒガシの象徴的存在はまだこの1年間で十分な結果を残していない。それだけに選手権への意気込みは非常に強い。
DF小田逸稀(3年)
└“赤い彗星の爆走対空戦車”。決して長身ではないが、抜群の跳躍力によって空中戦で強さを発揮。1対1でも相手を圧倒するような強さを見せる。鹿島内定。「全国大会で(夏の)借りを返したいと思います」
MF鍬先祐弥(3年)
└日本高校選抜。東福岡の攻守における中心的存在。チームにとって欠かせない存在だが、「もっと自分がゲームをコントロールして勝利に導くことが大事」と貪欲。
FW藤井一輝(3年)
└1年間通して快足FW佐藤凌我とのハイレベルな1トップ争いを繰り広げてきた。正確なポストワークと献身性、勝負強さでヒガシを勝利へと導く。

■過去の全国大会成績
【15年度 第94回(優勝)】
1回戦 3-0 遠野高(岩手)
2回戦 3-1 新潟明訓高(新潟)
3回戦 0-0(PK4-3)市立船橋高(千葉)
準々決勝 1-0 駒澤大高(東京B)
準決勝 2-0 星稜高(石川)
決勝 5-0 國學院久我山高(東京A)
【14年度 第93回(3回戦敗退)】
1回戦 2-0 三鷹高(東京B)
2回戦 3-0 草津東高(滋賀)
3回戦 0-3 静岡学園高(静岡)
【13年度 第92回(3回戦敗退)】
1回戦 6-0 米沢中央高(山形)
2回戦 3-0 佐賀東高(佐賀)
3回戦 0-0(PK5-6)日章学園高(宮崎)
【09年度 第88回(2回戦敗退)】
2回戦 0-2 岐阜工高(岐阜)
【07年度 第86回(8強)】
1回戦 4-1 松商学園高(長野)
2回戦 1-0 野洲高(滋賀)
3回戦 3-1 佐賀北高(佐賀)
準々決勝 0-0(PK2-4)流通経済大柏高(千葉)
【05年度 第84回(2回戦敗退)】
1回戦 2-0 伊勢崎商高(群馬)
2回戦 0-1 遠野高(岩手)
【04年度 第83回(2回戦敗退)】
2回戦 1-1(PK4-5)市立船橋高(千葉)
【02年度 第81回(8強)】
2回戦 3-2 岐阜工高(岐阜)
3回戦 2-0 山形中央高(山形)
準々決勝 2-3 滝川ニ高(兵庫)
【01年度 第80回(3回戦敗退)】
1回戦 3-0 国士舘高(東京B)
2回戦 4-3 東海大仰星高(大阪)
3回戦 1-1(PK5-6)前橋育英高(群馬)
【99年度 第78回(3回戦敗退)】
2回戦 3-0 磐城高(福島)
3回戦 0-3 市立船橋高(千葉)
【98年度 第77回(優勝)】
2回戦 1-0 金沢桜丘高(石川)
3回戦 3-0 遠野高(岩手)
準々決勝 1-0 室蘭大谷高(北海道)
準決勝 3-2 滝川ニ高(兵庫)
決勝 4-2 帝京高(東京A)
【97年度 第76回(優勝)】
1回戦 5-0 富山一高(富山)
2回戦 4-0 新潟工高(新潟)
3回戦 2-0 国見高(長崎)
準々決勝 5-0 逗葉高(神奈川)
準決勝 3-1 丸岡高(福井)
決勝 2-1 帝京高(東京A)
【95年度 第74回(4強)】
1回戦 2-1 桐光学園高(神奈川)
2回戦 4-0 作陽高(岡山)
3回戦 3-0 近大附高(大阪)
準々決勝 0-0(PK5-4)市立船橋高(千葉)
準決勝 1-1(PK4-5)静岡学園高(静岡)
【94年度 第73回(3回戦敗退)】
2回戦 2-1 丸岡高(福井)
3回戦 0-2 市立船橋高(千葉)
【93年度 第72回(4強)】
2回戦 3-1 磐城高(福島)
3回戦 3-2 登別大谷高(北海道)
準々決勝 2-1 熊本商大附高(熊本)
準決勝 0-8 国見高(長崎)
【80年度 第59回(1回戦敗退)】
1回戦 1-4 岡崎城西高(愛知)
【79年度 第58回(1回戦敗退)】
1回戦 1-4 愛知高(愛知)
■登録メンバーリスト
▼GK
1前島正弥
14中村駿介
25松田亮
▼DF
2阿部海大
3小田逸稀
4児玉慎太郎
5小野楓雅
12内藤昭
13砂原一生
15中村駿
21姫野天輝
22斉藤諒
26江村凜太郎
30西田翔央
▼MF
6鍬先祐弥
7青木駿
8田尻京太郎
10藤川虎太朗
11高江麗央
16青木真生都
17濱田照平
18福田湧矢
19崎元巧己
23野寄和哉
27木橋朋暉
28知花康士朗
29篠田憲政
▼FW
9藤井一輝
20佐藤凌我
24大森真吾

▼関連リンク
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