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シャペコエンセの誇り高き決断…「3年間降格なし」の救済措置を拒否

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 ブラジルのシャペコエンセが飛行機事故によって適用されると見られていた救済措置を拒否するようだ。イギリス『BBC』が報じた。

 シャペコエンセは昨年11月、コパ・スダメリカーナ決勝へ向かう途中にチャーター機が墜落し、19人の選手やコーチを亡くした。この大事故で多くの主力選手を失ったシャペコエンセの負担軽減のため、一部のチームがブラジルサッカー連盟に対して救済措置を求めていた。それは「選手の無償レンタル」や「3年間降格なし」といったものだが、シャペコエンセは一部を拒否する構えだという。

 シャペコエンセのフットボール・ディレクターを務めるルイ・コスタ氏は「我々は選手のレンタルに頼っている。これはチームの質やスピード、予算を維持するためのもので、多くのチームがパートナーになっている」とレンタルでの選手補強を示唆した一方で、シャペコエンセは3年間の降格なしという救済措置を拒否したと伝えられている。

 来シーズンはコパ・リベルタドーレスにも参加するシャペコエンセは、1月26日に開幕戦を迎える。他チームと同条件でリーグ戦を戦うことを決断した誇り高きシャペコエンセの幸運を祈りたい。
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