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チチャリートは“エゴイスト”?レバークーゼンが31億円で放出か

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ハビエル・エルナンデスがレバークーゼン退団か

 チチャリートと呼ばれるメキシコ代表FWハビエル・エルナンデスは、チームプレーヤーではないのだろうか?ドイツ誌『シュポルト・ビルト』によると、レバークーゼンは同選手を放出する構えだという。

 昨夏マンチェスター・ユナイテッドから加入したエルナンデスはレバークーゼン最初のシーズンで公式戦26ゴールをマークし、すぐさまエースの座を確立。当然、クラブ側もゴールを量産するアタッカーを重宝し、毎週のように浮上する移籍噂を否定する時期が続いていた。しかし加入1年半後その状況が大きく変わった。今はレバークーゼンに2500万ユーロ(約31億円)の獲得オファーが届けば、同選手の売却を認めるとのこと。

『シュポルト・ビルト』曰くクラブの考えを変えさせたのはエルナンデスが今シーズン見せる“裏の顔”のようだ。昨年10月1日までには7ゴールを決めたストライカーだが、その後、公式戦において合計1095分間を渡って得点から遠ざかり、PKも2本外してしまった。そのピッチ上の不調ぶりにより、エルナンデスがチームに溶け込もうと努力していないことがチーム内でより問題視されるようになったと伝えられている。

 同誌によると、同僚からは「チチャリートはチームプレーヤーではなく、エゴイストと見られている」という。加入当初からチームメートたちは、エルナンデスは新たな友情関係を築くことに興味を示さなかったことに気づいていたそうだ。チームのクリスマス会にも興味なし。またピッチ上ではチームメートのために働かないと言われる同選手だが、チーム全体が調子が上がらないなか、その傾向がさらに強まっているとも指摘されている。

 レバークーゼンはエルナンデスと2018年までの契約を結んでいる。だが今回の報道によれば、クラブはチーム内で不評のストライカーを遅くとも今夏には手放すことになりそうだ。

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