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「引退して新たなスタートを切る方がワクワクする感情が湧き…」新潟GK黒河が現役引退

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新潟GK黒河貴矢が現役引退を表明した

 アルビレックス新潟は10日、GK黒河貴矢(35)が2016シーズンをもって現役を引退することになったと発表した。黒河は市立船橋高から2000年に清水へ加入し、新潟には07年に完全移籍。2016シーズンの公式戦の出場はなかった。

 黒河はクラブ公式サイトを通じ、下記のようにコメントを寄せている。

「アルビレックス新潟の選手、スタッフ、フロントの皆さん、ファン、サポーターの皆さん、9年間本当にありがとうございました。1日1日を全力でやってまいりましたが、足の状態と今年自分がサッカー選手を続けているところを想像した時より、現役を退いて新たなスタートを切ることを想像した方がワクワクするような感情が湧き、素直に自分の気持ちに従う決断をしました。

 自分がプロの世界に入って、思い描いていたような活躍、成績は残せませんでしたが、常に向上心を持って少しでも上手くなりたいと思って17年間やって来ました。

 こんなに長くプレーできたのも、今までお世話になった指導者、クラブスタッフの皆さん、たくさんの素晴らしいチームメイトに出会えたからだと思っています。それと色々な場所で色々な形で応援していただいたファン、サポーター皆さんのおかげです。本当にありがとうございました。

 また、自分の目標に向かってどんな時も一番近くで励まし続けてくれた家族にも感謝しています。それから自分を生んで、どんな時も自分を信じてくれて一番のサポーターであった母親にも本当に感謝しています。

 素晴らしい17年間をたくさんの人達のおかげで過ごすことができました。 これからは今までに得た知識、経験を活かし、新たな道で頑張っていこうと思っています。 本当に今までありがとうございました! 」

以下、クラブ発表プロフィール

●GK黒河貴矢
(くろかわ・たかや)
■生年月日
1981年4月7日(35歳)
■身長/体重
184cm/78kg
■出身地
愛媛県
■経歴
丹原東中-市立船橋高-清水-東京V-清水-千葉→清水-新潟-JAPANサッカーカレッジ-新潟
■出場歴
J1リーグ:86試合
カップ戦:13試合
天皇杯:12試合


●2017年Jリーグ移籍情報

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