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D・コスタ不在も関係なし! アロンソ2発のチェルシーがバーディ復帰のレスター撃破

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[1.14 プレミアリーグ第21節 レスター・シティ0-3チェルシー]

 プレミアリーグは14日、第21節を行った。FW岡崎慎司が所属するレスター・シティはホームでチェルシーと対戦し、0-3で敗れた。岡崎は後半15分から途中出場している。

 7日のFA杯エバートン戦で2017年初勝利を飾ったレスターは、チェルシー対策として3-5-2のシステムを採用し、メンバーを3人変更。3試合の出場停止明けのFWジェイミー・バーディとFWアーメド・ムサが2トップを組み、最終ラインにDFクリスティアン・フクスとDFロベルト・フート、DFウェズ・モーガンが入った。

 対するチェルシーは、8日のFA杯ピーターバラ(3部相当)戦から8人を入れ替え、GKティボー・クルトワやDFダビド・ルイスらが先発復帰。FWジエゴ・コスタがフィットネスコーチとの口論でメンバー外となり、MFエデン・アザールが最前線に入っている。

 試合はバーディとムサのコンビでレスターがいきなり相手ゴールに迫ったが、試合を動かしたのはチェルシーだった。前半6分、流れるようなパスワークからDFセサル・アスピリクエタの右クロスをFWペドロ・ロドリゲスがつぶれながらつなぎ、アザールがダイレクトで落としたボールを、PA左でフリーのMFマルコス・アロンソが右足で流し込み、チェルシーが早々に先制した。

 1点ビハインドのレスターは、早々の失点に慌てることなく、高い位置を取る相手のウイングバックの後方のスペースを、MFマーク・オルブライトンとDFベン・チルウェルの両ウイングバックが使ってクロスを供給。そこにバーディも絡み、同点を狙うもチェルシーの堅い守備を崩すことができない。すると、前半43分にFKのサインプレーからペドロに決定的なシュートを打たれたが、これは精度を欠き、失点は免れた。

 後半も拮抗した展開が続く中、次にゴールネットを揺らしたのはチェルシーだった。後半6分、右サイドのライン際でFKを獲得し、MFウィリアンがゴール前に蹴り込むと、セカンドボールを拾ったアロンソが左足を振り抜く。これがモーガンに当たってゴール左隅に吸い込まれ、リードを広げる。前半同様に立ち上がりの失点で点差を広げられたレスターは、同15分にフートを下げて岡崎を投入。ムサが右ウイングバックに入り、岡崎はバーディと2トップを組んだ。

 攻撃の手を緩めないチェルシーは後半19分、右サイドからFWビクター・モーゼスが高い弾道のクロスを送り、アロンソが左足ボレー。ハットトリックかと思われたが、わずかにゴール右に外れる。それでも同26分、MFエンゴロ・カンテの縦パスをペドロがワンタッチで右に流し、ウィリアンが上げたクロスをペドロが頭で合わせ、3-0。その後、MFセスク・ファブレガスらを投入して逃げ切りに成功し、2試合ぶりに白星を挙げた。


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