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シメオネ、ガビの「最重要なのは結果」という発言に同意…「誰がバロンドールを受賞したか考えてくれ」

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リーグ戦3連勝を喜んだディエゴ・シメオネ監督

 15日のリーガ・エスパニョーラ第18節、アトレティコ・マドリーは本拠地ビセンテ・カルデロンでのベティス戦に1-0で勝利した。試合後会見に出席したディエゴ・シメオネ監督は、リーグ戦3連勝を果たしたことに喜びを表している。

 スペイン『マルカ』がアルゼンチン人指揮官のコメントを伝えた。

「重要な勝利だ。(アトレティコ監督就任から)5年が過ぎたが、一定の成果を収め続けることは難しい。だが苦労を強いられながらも、3連勝という安定した結果を手にできた」

「最初の30分は懸命な働きを見せ、最後の15分は途中出場のカラスコが主導権を引き寄せてくれた。その間の時間帯に関しては、ベティスがサイドを広く使いながらクロスを狙ったが、同点に追いつかれるという感触もあったね」

 シメオネ監督は前半にMFサウル・ニゲスをサイドハーフ、MFコケをMFガビとともにボランチで起用したが、後半に両選手のポジションを入れ替えている。

「ガビとコケでは空中戦での強みがなく、一方サウールであれば制空権を握る可能性が高まる。だから1-0でリードしていたときにポジションを変えた。ベティスが空中戦に持ち込もうと試みていたからね」

 アトレティコは先制後に攻撃の精彩を欠き、1点リードを守り切ることを強いられた。退屈とも形容できる試合展開に、カルデロンは少しずつ静寂が支配するようになった。

「ここでは5年間にわたって指揮を執っているし、すべてを理解している。スタジアムが静かになるとき、私は少し苛立ちを感じてしまう。そういった雰囲気が伝染しないように努めているよ。静まるスタンド、ピッチなど、私は一切求めていない」

 また、ガビが「結果こそが最重要」と断言したことについて意見を求められると、「そのことに何か疑問があるのか」と同じ考えであることを強調。加えて「誰がバロンドールを受賞したのか考えてくれ」と、チャンピオンズリーグ&EURO2016優勝という結果を手にし、バロンドール受賞も果たしたFWクリスティアーノ・ロナウドを引き合いに出している。

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