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好調・乾は10戦連続先発…エイバル、5試合ぶり勝利で17年初白星!!

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[1.15 リーガ・エスパニョーラ第18節 ヒホン2-3エイバル]

 リーガ・エスパニョーラ第18節2日目が15日に行われ、MF乾貴士の所属するエイバルがヒホンのホームに乗り込み、3-2の勝利を収め、5試合ぶりの白星を獲得した。リーガ10試合連続先発出場を果たした乾は後半29分までプレーしたが、得点に絡むことはできなかった。

 いきなり好機を迎えたのはアウェーのエイバルだった。前半3分、左サイドでボールを受けた乾がファーストタッチでマーカーをかわして中央へと切れ込む。ドリブルは相手選手にストップされたものの、こぼれ球に反応したFWアドリアン・ゴンサレスがPA内でDFマヌエル・カステラノのファウルを誘ってPKを獲得。これをA・ゴンサレス自らが沈めて、早々と先制に成功した。

 しかし、すぐさまヒホンが同点に追い付く。こぼれ球を処理しようとしたエイバルGKアシエル・リエスゴがまさかのキックミスを犯すと、ボールに反応したFWカルロス・カロモナがダイレクトで流し込み、試合を振り出しに戻した。

 同点に追い付かれたエイバルは前半10分、右サイドを突破したMFペドロ・レオンのラストパスから乾がゴール前でフリーとなって決定機を迎えるが、右足から放たれたシュートは枠を捉え切れず。だが同21分、A・ゴンサレスのミドルシュートのこぼれ球をP・レオンが押し込んでエイバルが勝ち越しに成功。さらに同23分にはまたもやA・ゴンサレスのミドルのこぼれ球を今度はDFアントニオ・ルナが蹴り込み、リードを2点差に広げる。

 3-1とエイバルがリードしたまま後半を迎えると、後半4分にCKのこぼれ球に反応した乾がボレーで狙うが、ボールは枠上に外れた。すると同13分、PA外から放ったMFナチョ・カセスのシュートがカステラノに当たると、コースが変わってネットを揺らし、ヒホンが1点差に詰め寄った。

 エイバルは後半29分に乾に代えてMFルベン・ペーニャを投入。その後、エイバルに得点は生まれなかったものの、ヒホンの反撃をしのぎ切って3-2の勝利を収め、17年のリーガ初白星を獲得した。


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