beacon

ユーベの連勝は4でストップ…首位キープも2位ローマと勝ち点1差に

このエントリーをはてなブックマークに追加

リーグ戦4連勝のユベントスに土をつけたフィオレンティーナ

[1.15 セリエA第20節 フィオレンティーナ2-1ユベントス]

 セリエAは15日、第20節を行い、首位のユベントスは敵地でフィオレンティーナと対戦し、1-2で敗れた。ユベントスの連勝は4でストップ。フィオレンティーナは4試合ぶりの白星で、順位も9位から8位に一つ上げている。

 2試合連続完封で4連勝中のユベントスだったが、序盤からフィオレンティーナの猛攻を浴びた。前半7分、MFマティアス・ベシーノのシュートはGKジャンルイジ・ブッフォンがセーブ。同10分にはFWニコラ・カリニッチが最前線でボールをおさめ、DFマキシミリアーノ・オリベラのラストパスからPA内に進入したベシーノがシュートを打ったが、ポストを直撃した。

 最前線のカリニッチがキープ力を生かしてロングボールをおさめ、そこへ中盤の選手が走り込むフィオレンティーナは前半37分に試合を動かした。DFレオナルド・ボヌッチに競り勝ったカリニッチがボールを落とし、FWフェデリコ・ベルナルデスキがゴール前にスルーパス。PA内右に走り込んだカリニッチが角度のない位置から先制点を奪った。

 1点を追う展開となったユベントスはなかなか攻撃の形をつくれない。前半終了間際にはDFアレックス・サンドロの左クロスからこぼれ球をFWゴンサロ・イグアインがボレーシュート。しかし、フィオレンティーナ守備陣が体でブロックし、前半はフィオレンティーナの1点リードで折り返した。

 後半もフィオレンティーナが立て続けにチャンスをつくる。後半10分、MFミラン・バデリのロングパスに走り込んだFWフェデリコ・キエーザがブラインドとなり、ボールはそのままゴールへ。フィオレンティーナが2-0と点差を広げた。

 ユベントスも後半13分、MFサミ・ケディラの左クロスからイグアインが追撃ゴールを決めるが、次の1点を奪うことができず、そのまま1-2で試合終了。連勝が4でストップしたユベントスは1試合未消化ながら、2位ローマに勝ち点1差まで詰め寄られた。

●セリエA2016-17特集

TOP