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名将ファン・ハールが監督業を引退、破格のオファーも「もう復帰しない」

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監督業を引退するルイス・ファン・ハール

 元マンチェスター・ユナイテッドの指揮官であるルイス・ファン・ハール氏(65)が、家庭の事情により、監督業を引退するようだ。英『BBC』が報じている。

 サッカー界きっての戦術家として知られるファン・ハール氏は、1991-92シーズンから現役時代にプレーしたアヤックスで監督業を始め、1994-95シーズンにはUEFAチャンピオンズリーグを制するなどその名を世界に知らしめた。その後、バルセロナやオランダ代表、AZ、バイエルンを指揮。14-15シーズンからユナイテッドの監督を務めたが、思ったような結果を残すことができず、FA杯を制した2日後の昨年5月23日に解任されていた。

 オランダ『テレグラフ』によると、ファン・ハール監督に対して、3年間で計4400万ポンド(約60億3000万円)とも言われる破格のオファーがアジア方面から届いていたという。「そこで監督をすることも考えられるが、今のところまだここにいるよ。家族にいろいろとあったんだ。多分ここで辞めるべきだと思った。一時的な休暇だと考えたこともあったが、おそらくもう監督業には復帰しない」と説明。ファン・ハール監督の娘の夫が急逝し、それが彼の決断に影響を与えたようだ。


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