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愛媛の豊島社長が退任「一定の成果が出て、責任と役割を果たしたのではないかと」

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愛媛の代表取締役社長が交代

 愛媛FCは19日、同日に開催された臨時取締役会において、2月24日付で豊島吉博代表取締役社長(65)が任期満了で退任し、後任に村上忠氏(61)が就任することが内定したと発表した。株式会社東洋印刷の代表取締役社長とニンジニアネットワーク株式会社の代表取締役社長も務める村上氏。記者会見は2月24日以降に実施する予定となっている。

 また、退任する豊島氏はクラブ公式サイトを通じ、以下のようにコメントした。

「2年前、会計の不適切処理問題を起こし、Jリーグから処分された不祥事からのクラブ再建を図ってきました。幸いにも、皆さんのご協力で、愛媛県民始めファン・サポーター、行政や株主、スポンサーなどからの信頼を回復し、再建できたのではないかと思います。

 一方、長年下位に低迷していたトップチームは史上最高の5位となってプレーオフ初進出(2015年)を果たし、リーグ中位で戦えるクラブになりました。レディースも、昨年の岩手国体で県勢初優勝の快挙を達成しました。

 このように、クラブ及びチーム立て直しなど一定の成果が出た所で、私の責任と役割を果たしたのではないかと、任期末(2月24日株主総会)をもって退任することを決めました。この間、多くの方々からのあたたかいご協力ご支援に対し、厚くお礼申し上げます。

 今後、より地域に密着し愛され、全国に通じるビッグクラブになるためには、よりビジネスセンスのある人に経営を託すべきではないかと考え、ニンジニアスタジアムのネーミングライツなど理解のある経営者の村上さんに、後継を託すことになりました。愛媛FCを、きっといいクラブにしてくれることと信じています」


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