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50歳現役カズをジルやチェフが称賛「信じられないくらいすごい」…その他日本人選手を評価

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カズへの敬意を語ったFWオリビエ・ジル(右)とGKペトル・チェフ

 ロンドンで行われたプーマの新作スパイク『エヴォパワー VIGOR 1』の発表イベントに参加したアーセナルのフランス代表FWオリビエ・ジルと元チェコ代表GKペトル・チェフが、今季50歳のシーズンを迎えるカズことFW三浦知良への敬意を語った。

 横浜FCはカズの代名詞である背番号11にかけて、1月11日11時11分に今季の契約更新を発表した。奇しくも今季のJ2開幕日でもある2月26日に50歳の誕生日を迎えるカズの存在は、世界中のメディアも注目。GKイケル・カシージャス(ポルト)はツイッターで賛辞を送っていた。

 アーセナルを代表する2選手も感銘を受けている様子。チェフは「50歳まで現役でプレーすることは素晴らしいこと。先週、彼が49歳で契約延長をしたという話を聞いて驚いたし、彼は体調管理から練習までサッカーにすべてを尽くしている。素晴らしい話だ」と絶賛すると、「僕があと5年プレーできるかどうかは分からないけど、無理だとも言い切れない。自分が100%できると思えばプレーしたい」と自身のキャリアに重ね合わせた。

 また以前にも「ストライカーとして長くプレーするのは難しいことなんだ。本当に尊敬するよ」と話していたジルも「信じられないくらいすごいことだ」と改めて称賛。「僕は40歳、45歳、50歳というような年齢までプレーする選手をすごく尊敬している。彼の今後を応援したいし、今後もプレーし続けてほしい」とエールを送った。

 そしてジルは「僕がグルノーブルにいた時に何人かの日本人選手と一緒にプレーしたのを覚えている」と話し始めると、自らFW大黒将志(京都)やFW伊藤翔(横浜FM)の名前を列挙した。さらに「それと左ウインガーの……名前が思い出せない。すごくいい選手だったんだけど…」と報道陣へ逆質問。時間が来たためその場を離れようとしたが、唐突にこちらを振り返り「ウメ!」と大声をあげる。2007年にグルノーブルでチームメイトだったMF梅崎司(浦和)にたどり着き、喉のつまりが取れたかのような安堵感に浸っていた。

 なお日本での『エヴォパワー VIGOR 1』の発売は、2月24日よりプーマオンラインストア、プーマストア、プーマ取り扱いの店舗で予定。現在は予約を受け付けている。

evopower公式サイト(外部サイトに飛びます)

(取材・文 児玉幸洋)

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