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レアル、40戦連続無敗記録の一方で…ビッグマッチでは弱さを露呈

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2連敗を喫したレアル・マドリー

 レアル・マドリーは40戦無敗から一転、2連敗を喫している。ジネディーヌ・ジダン監督率いるチームはビッグマッチで弱さを露呈しているようだ。スペイン『アス』が伝えている。

 先週末のリーガ・エスパニョーラ第18節でセビージャに敗れ、昨年4月4日から続いていた連続無敗記録をついに途絶えさせたレアル。続くコパ・デル・レイ準々決勝第1戦ではホームでセルタに1-2と敗れ、準決勝進出に向け窮地に立たされた。

 この2連敗はレアルの現状を不安視させる類のものではない。しかしながら、今季の戦いぶりを振り返ると、ビッグマッチで勝利を収められていない事実が浮かび上がってくる。リーガではアトレティコ・マドリー戦(3-0)を除きビジャレアル戦(1-1)、セビージャ戦(1-2)、バルセロナ戦(1-1)と上位陣との試合で勝利を取りこぼしている。またチャンピオンズリーグではドルトムントと2度対戦して、いずれも引き分けている。

 危惧すべきは、本拠地サンチャゴ・ベルナベウで結果が伴っていないことだ。敗戦を喫したコパのセルタ戦だけでなく、リーガではビジャレアルとエイバルにベルナベウでドローを演じ、CLではドルトムントと2-2で分けている。

 ジダン監督の采配ミス、FWクリスティアーノ・ロナウドの決定力不足、DFダニーロを起用した際の守備の脆さ……。さまざまな要素が敗因に挙げられているが、負のサイクルに陥る前に何らかの手を打たなければならないのは確かだと言える。


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