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カバーニのプロキャリア最高の瞬間は・・・

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「ハイパーヴェノム(HYPERVENOM) 3」発表会で質問に応えるウルグアイ代表FWエジソン・カバーニ

 パリSG(フランス)のウルグアイ代表FWエジソン・カバーニが自身のプロキャリアの中における最高の瞬間として11年のコパ・アメリカ(アルゼンチン開催)を挙げた。

 ウルグアイは11年のコパ・アメリカ決勝でパラグアイを3-0で撃破。FWルイス・スアレスの先制点とFWディエゴ・フォルランの2ゴールによって快勝して同国にとって16年ぶりとなる南米タイトルを獲得した。

 当時ナポリ(イタリア)に所属していたカバーニは10-11年シーズンのセリエAで26得点を叩き出してコパ・アメリカに参加。自身はゴールを演出するシーンがあった一方で無得点に終わった。それでも優勝決定時は本人にとって最も印象的な瞬間だったようだ。

 16日にドイツ・ミュンヘンで開催されたNIKEの新スパイク「ハイパーヴェノム(HYPERVENOM) 3」発表会に出席したカバーニは「プロキャリアの中で最高の瞬間は」という質問に対し、「ウルグアイのチームでコパ・アメリカに勝ったこと」と挙げて「それは自分がスコアを決めたからというわけではなくて、チームとみんなで一緒に勝てたからです」と説明。自身の得点よりもチームのために戦い、勝利することの重要性を口にした。

 また、ビッグマッチへ臨む準備について「とても大事なことは、自分がプレーしている姿や、ゲームの幾つかの局面を想像すること。そうしたらその状況に接した時に対応できやすくなります」と語ったカバーニ。今季、リーグ1(フランス)で18試合に出場して18得点のFWはcut(カット、鋭い横の動き)、strike(ストライク、力強いシュート)、そしてscore(スコア、得点)をコンセプトとする“スコアラーのためのスパイク”「ハイパーヴェノム 3」を着用する今後、さらにゴール数を重ねる。そして、今後訪れるビッグマッチで自分のプレーを想像して臨み、色々な局面に対応して勝利に貢献すること。チームとともに新たなタイトルを獲得する。

(取材・文 吉田太郎)

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