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オーバメヤン、ドルト退団の可能性を否定せず…一方で移籍先として「アウト」のクラブとは?

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バイエルンへの移籍は否定したドルトムントのFWピエール・エメリク・オーバメヤン

 以前から度々レアル・マドリーでプレーすることを“将来の夢”と語ってきたガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンだが、ドルトムントのファンたちが喜ぶような発言をした。ドルトムントのエースストライカーは、ドイツ紙『フースバル・ビルト』のインタビューでバイエルンには加わらないと断言している。

 ドルトムントと2020年までの契約を結んでいるオーバメヤンだが、数年前に亡くなった祖父に「いつかレアル・マドリーでプレーする」と約束していたことが広く知られている。以前にはそのレアル・マドリーがオーバメヤンの獲得に乗り出す可能性も報じられてきたが、先日にはジネディーヌ・ジダン監督は同選手が自身のスタイルにフィットしない考えだと伝えられたところだ。

 しかし、オーバメヤンはそのような報道を気にしていないようだ。インタビューでは「レアルがいつか僕に電話することを望めば、そうするだろう。そうしなかったら? 問題ないよ。ご存知のとおり、世界にはレアル・マドリーしか存在しないわけではないのでね」とコメント。また、次のようにも話している。

「未来のことは誰も分からない。ただ確実なのは、僕は今ドルトムントにいてそこを最高に気に入っていること。でもあと2年、それとも5年や10年残るのかは言えない。6月にあるクラブがやって来て、ドルトムントと合意し、僕が去ることだって考えられる。でも今はそのようなことをあまり考えていないよ。僕はドルトムントやガボンの同僚たちとの仕事だけに集中しているんだ」

 しかしオーバメヤンにとって、移籍先として“対象外”のクラブもあるという。

「バイエルンに向かうことはない。それは確かだよ。ドルトムントのファンにとって辛すぎることだからね。どんなオファーを届けられても『ノー』と答えるよ」

「絶対にない。僕はそういう人じゃない。僕はサンテティエンヌでプレーしたけど、ファンたちには『リヨンだけには移籍するな』と言われたんだ。だからそういうことはしない。僕のメンタリティーに合わないよ。なのでバイエルンはアウトだ」


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