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10人のHSVは猛攻に耐え切れず…酒井高徳の17年初戦は黒星スタート

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DF酒井高徳(左)が主将を務めるハンブルガーSVは、ボルフスブルクに敗れた

[1.21 ブンデスリーガ第17節 ボルフスブルク1-0ハンブルガーSV]

 ブンデスリーガは21日、第17節2日目を行い、DF酒井高徳が主将を務めるハンブルガーSVは敵地でボルフスブルクと対戦し、0-1で敗れた。昨年はボランチ起用が多かった酒井だが、昨年12月20日の前節・シャルケ戦(2-1)に続いて右サイドバックでフル出場した。

 試合はボルフスブルクが立ち上がりから猛攻を仕掛ける。今冬の移籍市場でマインツから加入したMFユヌス・マリが中盤から前線まで動き回り、ハンブルガーSV守備陣をかく乱。前半8分にはPA内から右足でシュートを放った。

 防戦一方のハンブルガーSVは前半33分にMFアルビン・エクダルが2枚目のイエローカードを受け、退場。数的不利の状況に追い込まれた。それでも同39分には酒井がMFヤニック・ゲルハルトとの1対1で粘り強く対応するなど、苦しみながらもスコアレスで前半を終えた。

 後半8分、酒井が隙を見て右サイドのスペースへ飛び出し、スルーパスを受けると、MFニコライ・ミュラーにパス。しかし、ミュラーはPA手前でファウルを受け、得点にはつながらなかった。

 10人の相手を崩し切れないボルフスブルクは後半22分、DFリカルド・ロドリゲスがしびれを切らしてロングシュートを放つが、枠を捉えられなかった。なかなか1点を奪えずにいたが、後半38分、カウンターからMFポール・ジョルジュ・エンテプが左サイドをドリブルで駆け上がり、ワンツーでPA内に進入。マイナスの折り返しをFWマリオ・ゴメスが左足ワンタッチで押し込み、ゴールをこじ開けた。

 1-0で競り勝ったボルフスブルクは今季初の3連勝。一方、ハンブルガーSVは連勝ならず、2017年初戦を白星で飾ることはできなかった。

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