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復帰戦で貪欲にゴール目指した武藤「一発PKかなと思ったけど…」

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約4か月ぶりに復帰したFW武藤嘉紀

[1.22 ブンデスリーガ第17節 マインツ0-0ケルン]

 ブンデスリーガは22日、第17節3日目を行い、FW武藤嘉紀の所属するマインツはホームでケルンと対戦し、0-0で引き分けた。右膝を痛めて長期離脱していた武藤は2トップの一角で先発復帰し、後半44分までプレー。「やっぱり得点に絡みたかった」と悔しさを隠さなかった。

 昨年9月29日のELガバラ戦以来、約4か月ぶりの先発復帰で、リーグ戦は今季初先発。セカンドトップ気味に前線から積極的にプレッシャーをかけ、後半7分にはスルーパスに抜け出す好機を迎えたが、シュートは至近距離でGKに阻まれた。

「自分が一個下がって守備に追われる時間が長かったけど、その中でもチャンスに顔を出していかないといけない。決定機も何個かあったので、そこを何とかねじ込めれば良かった」

 悔やんだのは後半23分の場面だ。右サイドからのグラウンダーのクロスに飛び込んだが、DF2人に挟み込まれる形でつぶされ、シュートを打てなかった。

「どうなったのか映像を見直してみないと分からないけど、後ろから思い切り覆いかぶされたので。一発PKかなと思ったけど、そうではなかったので……」

 結局、最後までゴールを奪えず、スコアレスドロー。それでも「(相手が)5バックで、前としては戦いにくい試合だった。少ないチャンスをものにできれば良かったけど、相手の攻撃もゼロで抑えられたし、貴重な勝ち点1かなと思う」と、17年初陣の勝ち点1をポジティブに捉えていた。

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