beacon

セビージャ清武、ヘルタ行きの可能性が消滅か…SDは今冬の補強に否定的

このエントリーをはてなブックマークに追加

ヘルタはMF清武弘嗣争奪戦から撤退か

 セビージャに所属する日本代表MF清武弘嗣が、この冬FW原口元気が所属するヘルタ・ベルリンに向かう可能性は低いかもしれない。ヘルタのミヒャエル・プレーツSD(スポーツディレクター)が地元テレビ『rbb』で清武について話している。

 プレーツSDは以前、セビージャでホルヘ・サンパオリ監督の下で出番がない清武への関心を認めていたものの、セビージャが求める完全移籍での移籍に難色を示していた。それでも、「移籍市場はもうしばらく開いている」と今月31日までに動きがある可能性をほのめかしていた。

 しかし、1月の移籍市場も終わりに近づいている。ここにきて同SDは「チームを変える衝動や意志はもうそれほど強くない。今の様子だと、我々はこのままのチームで後半戦に入る」と話している。また清武については次のように語った。

「我々は彼を昨年夏に狙っていたが、彼はセビージャを選び、我々は(スロバキア代表MF)オンドレイ・ドゥダを選んだんだ。オンドレイが近いうちにまたピッチで練習できるようになることを願っているよ」

 昨季までハノーファーでプレーしていた清武を逃したヘルタはレギア・ワルシャワからEURO2016で活躍したドゥダを獲得。同選手は加入当初からひざの手術を受けたため離脱が続き、まだ公式戦に出場していない。そのため、ヘルタは再び清武の獲得を検討していたが、プレーツSDはセビージャ側の条件に応じない構えだ。


●欧州組完全ガイド
●リーガ・エスパニョーラ2016-17特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP