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新生・横浜FMがバンコク・Uに3-2勝利! 新戦力MF扇原は途中出場から2点に絡む

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[1.24 2017 Jリーグ アジアチャレンジ in タイ インターリーグカップ バンコク・ユナイテッド2-3横浜FM ラジャマンガラ]

 横浜F・マリノスは24日、「2017Jリーグ アジアチャレンジ in タイ インターリーグカップ」でバンコク・ユナイテッドと対戦し、3-2で勝利した。初戦を制した横浜FMは26日の同時刻にスパンブリーFCと対戦する。

 MF中村俊輔(→磐田)ら主力選手がクラブを去り、世代交代の波が押し寄せる横浜FM。フォーメーションは4-3-3で、GK飯倉大樹を最後尾に据え、4バックは右からDF松原健(←新潟)、DF新井一耀、DFパク・ジョンス、DF高野遼(←日本体育大)。中盤のトライアングルはMF中島賢星とMF中町公祐がダブルボランチを組み、頂点にはMF天野純。3トップは右からMF前田直輝、FW富樫敬真、MF遠藤渓太となった。

 横浜FMはキックオフと同時に相手DFやGKまで激しくプレッシャーをかけ、主導権を奪いに行く。前半3分、遠藤が相手GKのパスをカットし、PA内左に進入するが、フィニッシュまで持ち込めず。同8分には右サイドの前田がカットインから両チーム通じてのファーストシュートを放つも、相手GKにセーブされた。

 ハイテンポで試合を進める横浜FMは前半20分に先制。PA手前右の中島がPA内中央の富樫に斜めのくさびを入れると、受けた富樫が背負ったDFをトラップと同時にターンでかわし、左足を振り抜く。ゴール左に突き刺さるようにシュートが決まり、横浜FMが1-0とした。

 横浜FMは前半27分にも得点のチャンス。高野がPA左脇からマイナスに折り返し、走り込んだ遠藤がダイレクトでシュートを打つが、相手DFがブロック。追加点は奪えず、1点リードで前半を折り返した。

 後半に入ると、横浜FMはパク・ジョンスに代えてDF中澤佑二、遠藤に代えてDF山中亮輔(←柏)、天野に代えてMF扇原貴宏(←名古屋)、中町に代えてMF喜田拓也を投入。中澤と新井がセンターバックを組み、中盤はダブルボランチに喜田と扇原、トップ下には中島。山中は左ウイングに入った。

 フレッシュなメンバーを中心にリードを広げたい横浜FMだったが、後半6分に失点。PA手前でFKを与えると、キッカーのMFスマヤ・プリセイに右足で叩き込まれ、同点ゴールを奪われた。

 横浜FMは再び勝ち越しを目指して攻勢をかけ、後半11分に右サイドから中央へ切れ込んだ前田がPA内左から左足でシュート。だが、ゴール左に外してしまった。

 それでも後半17分、扇原からの縦パスを富樫が落とすと、PA手前で反応したのは中島。右足インサイドキックでパスを通すようにゴール右隅へ流し込み、2-1と勝ち越しに成功した。

 その後、後半21分に前田に代えてMF吉尾海夏(←横浜FMユース)、富樫に代えてFW仲川輝人(←町田)、松原に代えてDF金井貢史を投入。同24分には、飯倉との交代でGK鈴木彩貴(←北九州)をゴールマウスに据えた。

 ベンチメンバー9人中8人をピッチに送り出した横浜FM。後半39分には扇原が自陣ハーフウェーライン付近から左足でロングパスを送り、仲川がスピードに乗って裏へ抜け出す。ボールに追いついた仲川はPA内中央から右足のダイレクトループで相手GKの頭上を抜き、ダメ押しの3点目を挙げた。

 後半41分にFKの流れから再び失点を喫した横浜FMだったが、3-2で逃げ切りに成功。若い力が躍動し、初戦を白星で飾った。


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