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[コパ・デル・レイ]エイバル、アトレティコとドローもベスト4進出ならず…乾は出場なし

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アトレティコ・マドリーがベスト4進出を決めた

[1.25 コパ・デル・レイ準々決勝第2戦 エイバル2-2A・マドリー]

 コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)の準々決勝第2戦が25日に行われ、MF乾貴士が所属するエイバルアトレティコ・マドリーをホームに迎え、2-2で引き分けた。2試合合計5-2としたアトレティコがベスト4進出を決めている。なお、ベンチスタートとなった乾に出場機会は訪れなかった。

 19日に行われた第1戦を0-3で落としたエイバルは、前半26分にアトレティコゴールを脅かすが、FWベベが蹴り出したFKのこぼれ球に反応したMFジョズエ・ドリオの枠を捉えたシュートはGKミゲル・アンヘル・モジャに弾き出されてしまう。同34分にはMFフラン・リコが負傷してMFダニ・ガルシアとの交代を余儀なくされ、予期せぬ形で交代カードを1枚切ることになった。

 0-0のまま後半を迎えると、後半4分にアトレティコが先制に成功。MFニコラス・ガイタンが蹴り出したCKをDFホセ・ヒメネスがヘディングで叩き込み、スコアを1-0とした。アウェーゴールを奪われ、勝ち上がりのためには最低でも5点が必要になったエイバルは同15分にベベが直接FKを枠内に飛ばすが、モジャに阻まれてしまう。

 後半27分にはエイバルベンチが動き、FWセルジ・エンリクとMFペドロ・レオンを同時投入。すると、ピッチに送り込まれたばかりの2人のプレーから得点が生まれる。直後の同28分、中央を突破したベベのパスをフリーで受けたP・レオンが放ったシュートはポストに弾かれたものの、跳ね返りに反応したS・エンリクがダイレクトボレーでネットを揺らして試合を振り出しに戻した。

 さらに後半35分には左サイドからMFルベン・ペーニャが送ったクロスを、P・レオンが左足ダイレクトで合わせてゴールを陥れ、エイバルが逆転に成功。しかし、同40分にDFファンフランにループシュートを沈められて、第2戦は2-2の引き分けに終わった。


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