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[コパ・デル・レイ]レアル、逆転ならず…セルタに屈してベスト8敗退

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直接FKを沈めたFWクリスティアーノ・ロナウドだがレアル・マドリーは準決勝進出ならず

[1.25 コパ・デル・レイ準々決勝第2戦 セルタ2-2R・マドリー]

 コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)の準々決勝第2戦が25日に行われ、レアル・マドリーセルタのホームに乗り込み、2-2で引き分けた。この結果、第1戦で2-1の勝利を収めていたセルタが2試合合計4-3として準決勝進出を決めた。

 ベスト4進出のためには、まずは勝利を収めるしかないレアルは前半5分、右サイドからFWカリム・ベンゼマが送ったパスを受けたMFイスコがミドルレンジから狙うも、GKセルヒオ・アルバレスの守備範囲に飛んでしまう。その後も押し込む時間帯が続くが、粘り強く対応してくるセルタ守備陣を崩し切れず、なかなか決定機を創出できない。

 後半26分にはイスコのクロスからFWクリスティアーノ・ロナウドが放ったヘディングシュートがアルバレスに触れられてクロスバーを叩き、こぼれ球にC・ロナウド自身が反応するも今度はポストに弾かれてネットを揺らすには至らない。同40分にはセルタにゴールを脅かされるが、ロングボールから抜け出したFWヨン・グイデッティの枠を捉えたシュートはGKキコ・カシージャが阻んで失点を免れた。

 しかし、前半44分にセルタが先制に成功する。右サイドからMFダニエル・バスのラストパスからグイデッティが放ったシュートはカシージャに弾かれたが、跳ね返りがDFダニーロに当たるとボールはゴールマウスに収まり、オウンゴールでスコアは1-0となった。

 1-0のまま後半を迎えると、後半17分にレアルが同点に追い付く。前線でボールをキープしたベンゼマが相手選手のファウルを誘ってFKを獲得すると、キッカーを務めたC・ロナウドが鋭い弾道のシュートを直接突き刺してスコアを1-1とした。さらに同24分には再びC・ロナウドが直接FKでゴールを脅かすが、ボールはゴール右へと外れてしまう。

 まずは2試合合計スコアで追い付きたいレアルは後半30分にMFマルコ・アセンシオに代えてFWルーカス・バスケス、同36分にはイスコに代えてFWアルバロ・モラタを投入する。しかし同40分、ゴール前の混戦からこぼれたボールをバスが狙いすました右足のシュートでネットを揺らし、セルタが勝ち越しに成功した。

 反撃に出るレアルは後半45分にCKの流れからL・バスケスがダイビングヘッドで押し込み、またもや同点に追い付く。あと1点取ればアウェーゴールの差で準決勝進出が決まるレアルだったが、2-2のまま試合終了のホイッスルが吹かれてベスト8敗退が決まった。


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