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「マヤはファーストチョイスになった」英記者がサウサンプトンに安定感もたらした吉田の現状を分析

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サウサンプトンで安定した守備を披露するDF吉田麻也

 サウサンプトンでプレーする日本代表DF吉田麻也にスポットライトが当たっている。

 吉田は今季の序盤戦を控えDFとして過ごし、主戦場はもっぱらカップ戦であった。しかし、昨年末から主力DFであるジョゼ・フォンテの去就問題などもあり、出場機会を得始める。FA杯3回戦のノリッジ戦で今季初ゴールを挙げ、EFL杯準決勝第1戦のリバプール戦でも完封勝利に貢献。

 さらに、25日に行われたリバプールとの第2戦でも若手DFジャック・スティーブンスを相棒に従え、強力攻撃陣をシャットアウトし、またしても完封勝利に貢献している。クラブOBであるマット・ル・ティシエから絶賛の声も届いている吉田の現状について証言してくれたのは現地で記者を務めるトム・マストン氏だ。マストン氏は「マヤはファーストチョイスになった」と述べ、こう続けている。

「フォンテが移籍し、ビルヒル・ファン・ダイクは負傷していた。そのため、吉田はサウサンプトン守備陣でファーストチョイスのDFになったんだ。クロード・ピュエル監督が起用できる最も経験あるCBだね」

 また、リバプール戦のパフォーマンスは現地でも称賛に値し、サポーターの評価を高めていることも伝えた。

「ソーシャルメディア上で、彼をマン・オブ・ザ・マッチに推すサウサンプトンのサポーターも多く見られた。タックルやクリアの数で見れば、リバプールを制圧していたのは明らかだからね」

 昨年末からの連戦で評価を高める吉田。次戦は28日、FA杯4回戦のアーセナル戦だ。プレミアリーグ屈指の攻撃陣を前でも、堂々たるプレーを披露し、評価を確固たるものにできるか注目が集まるところだ。


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